「慰安婦は売春婦」…韓国全国を回り「少女像侮辱チャレンジ」を繰り広げた男

投稿者: | 2026年1月6日

韓国警察が、全国を巡回しながら日本軍慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」にマスクや黒い布を被せる方式で撤去デモを繰り広げた、極右志向の市民団体代表らに対する捜査に着手した。
 慶尚南道梁山(キョンサンナムド・ヤンサン)警察署は、韓国各地に設置された平和の少女像に「撤去」と書かれたマスクを被せたり、黒い布で覆い隠したりするなどの方式でデモを繰り広げてきた「慰安婦法廃止国民行動」のキム・ビョンホン代表ら4人に対し、昨年10月に告発状を提出、立件して捜査中だと5日、明らかにした。

彼らは、集会およびデモに関する法律(集示法)違反、財物損壊、名誉毀損などの容疑がもたれている。最近、被疑者調査を受けたキム代表は、このようなデモを行った理由について「日本軍慰安婦は性売買女性だという価値観を持っている」という趣旨の供述をしたという。警察は、キム代表のYouTube(ユーチューブ)チャンネルに一緒に出演した氏名不詳の残り3人の被疑者についても身元を特定し、捜査を進めている。

◇1年に100件の「少女像侮辱チャレンジ」

キム代表が運営する団体は、全国各地にある平和の少女像の前や、日本軍慰安婦被害者の自宅前などを訪れ、ソーシャルメディア(SNS)で行われる「チャレンジ」方式で、少女像などを侮辱するデモを繰り広げた。デモを行った回数は、2024年だけで100回以上に達した。2024年4月には、ソウル銅雀区(トンジャクグ)の黒石(フクソク)駅近くにある平和の少女像の前で「慰安婦問題は国際詐欺だ。慰安婦たちが日本軍に強制的に連行されたとうそをついている」と主張し、デモを進行した。また昨年10月には梁山のある小学校付近で少女像撤去デモを予告したが、警察から制限通告を受けたほか、昨年11月にはソウル城東区(ソンドング)と瑞草区(ソチョグ)でデモを行おうとしたが、警察が禁止通告を出したことで失敗に終わった。

ただし、平和の少女像に対するこのような行為が、日本軍慰安婦被害者に対する名誉毀損として認められるかどうかは未知数だ。名誉毀損は特定の個人を対象としなければ成立しない犯罪であり、銅像自体に対する行為だけでは容疑の適用が難しいという意見があるためだ。現行の「慰安婦被害者法」にも、被害者の名誉毀損や歴史歪曲(わいきょく)の主張に対して処罰する条項はない。

現在、関連法を所管する国会常任委員会である「性平等家族委員会」には、日本軍慰安婦被害者の名誉を毀損したり、少女像などの象徴物を毀損したりした場合に処罰できるようにする内容を盛り込んだ法律改正案が係留中だ。与党「共に民主党」の徐美和(ソ・ミファ)議員が昨年12月30日に代表発議した。しかし、第21代国会から同様の趣旨で発議された数件の法律改正案は、常任委員会の壁を越えられていない。

一方、キム代表は2024年にも、ソウル恩平区(ウンピョング)にある少女像に「慰安婦の実像を歪曲・捏造(ねつぞう)した凶物の撤去」などと書かれた紙を貼り付けて警察の調査を受けたが、同年、裁判所は軽犯罪処罰法違反を適用し、罰金10万ウォン(約1万円)の判決を下した。警察は「集示法違反と財物損壊容疑についても、総合的に法律を検討中」と明らかにした。

2026/01/06 09:02
https://japanese.joins.com/JArticle/342998

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