韓国総合株価指数(KOSPI)が終値基準で初めて4600ポイントを超えた。韓国取引所によると、12日のKOSPIは前営業日より0.84%上がった4624.79で取引を終えた。新年最初の営業日となる2日から7営業日連続で最高値記録を塗り替えている。同日の取引時間中には一時4652.54まで上がり、8日に立てた取引時間中の最高値4622.32も超えた。
米国証券市場で始まった薫風が広がった。9日にニューヨーク証券取引所でダウ平均が0.48%、S&P500が0.65%上昇し最高値を塗り換えた。この日発表された米国の雇用報告書の影響は大きくなく、トランプ政権の関税関連判決が遅れリスク資産選好心理が大きくなった。
これに対しこの日のウォン相場は取引時間中に1470ウォン台までウォン安が進み8営業日連続でウォン安の流れが続いた。通貨価値下落と株価急騰がともに現れるのは異例だ。通常韓国の証券市場が活況の時は外国人投資家の買い傾向が強まりウォン高に振れる。反対にウォンが下がる状況では外国人投資が萎縮する。保有するウォン資産の価値がドル基準では下落するためだ。
こうしたデカップリング(非同調化)の原因は複合的だ。まず韓国の証券市場活況にも米国への投資を継続する個人投資家の影響が大きいという分析が出ている。最近のウォン安はKOSPIの上昇とは関係なく、外為市場での需給変化が理由という意味だ。
◇ウォン相場は8日連続下落
現在の証券市場上昇を主導している企業がウォン安の恩恵がある大型輸出企業である点も一役買った。サムスン電子、SKハイニックス、現代自動車などをはじめ、造船・防衛産業業種が代表的だ。世界的な生産拠点多角化で以前よりは為替相場の変数に鈍感になったとしても、ウォン安はウォンで換算した営業利益を増やす効果を与える。
現在の株価上昇は為替リスクより企業の成長性が大きく作用しているとの分析が多い。
ここに韓国証券市場の構造的変化も影響を及ぼした。外国人投資家が売っても国内の機関投資家と個人投資家が業績優良株を積極的に買い指数を支えているということだ。為替相場の動きが証券市場よりは韓米の金利差と関連性が大きいという見方もある。新韓銀行のエコノミスト、ペク・ソクヒョン氏は「伝統的に米国経済が良くなり金利を上げるケースが多いが、この時欧州や日本などでは自国通貨を売って米国債を買う流れが現れ、その通貨が下がることがある」と説明した。
2026/01/13 08:30
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