【TV朝鮮】(アンカー)
韓国の野党第1党・国民の力の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表がハンガーストライキをやめました。摂取するのは水と塩だけという最も厳しいハンストをしてきた張東赫代表は、急速に体調が悪化して酸素吸入まで受けていました。医療関係者の説得には応じていませんでしたが、国会議事堂の中には10年ぶりに入るという朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の説得は受け入れました。
張東赫代表がハンスト闘争を開始したのは、与党・共に民主党の選挙公認献金疑惑と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政界ロビー疑惑という「双特検(二つの特別検察官捜査)」受け入れ要求を貫徹するためでした。目標は事実上、達成できませんでしたが、ハンスト期間中に国民の力指導部と距離を置いていた人物まで訪ねてくることになり、久しぶりに一致団結した姿を見せたのが成果といえば成果でした。しかし、体調が落ち着いたら厳しい現実に直面しなければなりません。今後、どのようなことが張東赫代表の前に待っているのか、きょう最初のニュースをキム・チャンソプ記者がお伝えします。
(記者リポート)
テントから出てきた国民の力の張東赫代表は車いすに乗せられていきました。
救急隊員に体を支えられながら、かろうじてストレッチャーに乗り、病院に搬送されました。
張東赫代表は、より大きな闘争のためにハンストをやめると言いました。
(国民の力の張東赫代表)
「国民の嘆きは今日から野火のように燃え広がるでしょう」
張東赫代表はハンスト開始から8日目で中止しましたが、今日は意識が薄れるほど体調が悪化していました。
(国民の力の徐明玉〈ソ・ミョンオク〉議員〈ハンスト闘争医療支援団長〉)
「いつでも心停止する可能性や、脳死・脳損傷の危険性もなくはない状態です」
周囲の説得にもかかわらず「ハンストを続ける」と言っていた張東赫代表を思いとどまらせたのは、3年8カ月ぶりに公の場に姿を現した朴槿恵元大統領でした。
早朝に大邱を出発した朴槿恵元大統領は、張東赫代表に「今後のために(ハンストを)やめてほしい」と説得し、
(朴槿恵元大統領)
「命を懸けた闘争をしたこと、その点について国民は代表の真摯(しんし)さを認めるでしょう。もうハンストをやめる…」
そして、与党に対しては「あってはならないことだ」と批判しました。
(朴槿恵元大統領)
「(張東赫)代表がハンストしているのにもかかわらず、何の反応も見せないこと、これは政治の道義上、あってはならないことだと思います」
張東赫代表が病院に搬送された後、国民の力は非常議員総会を開き、同代表のハンストを1983年に当時野党指導者だった金泳三(キム・ヨンサム)元大統領の民主化要求ハンストと比較し、与党に対する闘争を強調しました。
(国民の力の宋彦錫〈ソン・オンソク〉院内代表)
「私たちの闘争はこれからが始まりです」
張東赫代表の8日間にわたるハンストは保守結集に関しては成果を上げた、と評されています。
今後は、来週予定されている韓東勲(ハン・ドンフン)同党前代表の懲戒処分問題をどのように処理するかが当面の課題となりました。TV朝鮮、キム・チャンソプがお伝えしました。
(2026年1月22日放送、TV朝鮮『ニュース9』より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
2026/01/23 09:57
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2026/01/23/2026012380028.html