“強心臓”のスノーボーダー、ユ・スンウン(18)が韓国冬季スポーツに新たな歴史を刻んだ。雪上種目の女子選手として初めてメダルを首にかけた。
ユ・スンウンは10日(日本時間)、イタリアのリヴィーニョ・スノーパークで行われた2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック(五輪)のスノーボード女子ビッグエア決勝で、合算171.00点を獲得し、村瀬心椛(日本・179.00点)、ゾイ・サドフスキシノット(ニュージーランド・172.25点)に次いで3位に入った。前日のスノーボード男子パラレル大回転で金相謙(キム・サンギョム)が獲得した銀メダルに続き、韓国代表団にとって今大会2個目のメダルとなる。
ユ・スンウンは韓国の女子選手として初めて雪上種目でメダルを獲得した。2018年平昌(ピョンチャン)大会で李相昊(イ・サンホ)がスノーボード・パラレル大回転で銀メダルを獲得し、今大会で金相謙が同種目で銀メダルを獲得している。スノーボード・フリースタイル種目(スロープスタイル、ビッグエア、ハーフパイプ)では初のメダルだ。一つの大会の雪上種目で2個以上のメダルが出たのも初めてのことだ。
ビッグエアは、急傾斜の斜面を滑り降りた後、空中での一回の技を経て着地する種目だ。空中での回転数、スノーボードを手で掴むグラブ技術の難易度、着地の安定性などによって点数がつけられる。フロントサイドとバックサイドのジャンプを少なくとも一回ずつ使用しなければならず、高い点数を得た2回の合計で順位を決める。2018年の平昌大会で初めて正式種目となった。
予選4位で決勝に進んだユ・スンウンは、1回目で「バックサイド・トリプルコーク1440度」(後ろ向きにジャンプし、空中で体を軸に3回反転させながら4回転する最高難度の技)を完璧に成功させた。空中での4回転を経て、余裕を持って着地した。これまで国際大会であまり試してこなかった「秘密兵器」を五輪で成功させる強心臓ぶりを見せつけた。6人の審判のうち1人が89点、3人が88点、1人が87点、1人が86点を与えた。最高点と最低点を除いた4人の平均は87.75点。1回目ではユ・スンウンが最も高い点数を得た。
2回目でもユ・スンウンは力強く飛び上がった。今回は「フロントサイド・トリプルコーク1440度」に挑戦した。着地の際に手をついてしまったが、回転は完璧に決めた。ユ・スンウンはボードを空中で回しながら喜んだ。83.25点。合計171.00点で2回目まで1位を維持した。予選のスコア(166.5点)も大きく上回った。
最後の3回目で、村瀬とサドフスキシノットが高得点を獲得したため、ユ・スンウンは3位に後退した。最後に登場したユ・スンウンは2回目と同じ技を試みたが、転倒してしまい逆転には及ばなかった。
ユ・スンウンは昨年、ビッグエアのワールドカップ(W杯)決勝で合算173.25点を記録し、銀メダルを獲得した。韓国スノーボード史上、ビッグエアでの初メダルだった。そして、より大きな舞台である五輪で、堂々とメダルを掴み取った。
2026/02/10 07:46
https://japanese.joins.com/JArticle/344618