「輝いていた青春のBGM」。1980年7月にリリースされた日本の歌手・松田聖子(63)の代表曲『青い珊瑚礁』によく使われる修飾語だ。デビュー曲『裸足の季節』からわずか3カ月、この曲は新人だった松田を一躍トップクラスのスターへと押し上げた。その後松田は「女性ソロシンガー初の24曲連続オリコンチャート1位」という大記録を打ち立て、日本の大衆文化のシンボルとなった。最近、書面インタビューで松田は「『青い珊瑚礁』は私の原点」として「この曲がなければ私の歩みも、見える景色も異なっていたと思います」と述べた。
松田は今月22日に仁川インスパイアアリーナで、初の来韓公演を行う。昨年から日本で続けていた45周年記念ツアーの中で唯一の海外公演であり、ツアーのファイナルでもある。自身の45年について「長い時間だったけれど、振り返ってみればあっという間」と表現した松田は、『青い珊瑚礁』を歌うたびにデビュー当時の純粋な気持ちがよみがえる」と明かした。さらに「韓国の大合唱(コンサートで観客が一体となって歌うこと)文化は本当に素敵」として、『青い珊瑚礁』と『赤いスイートピー』を韓国のファンと一体となって歌いたいと述べた。
日本で「永遠のアイドル」と呼ばれる松田だが、その人気は依然として根強い。今回の来韓も、公演会場が仁川空港にほど近いことから、日本のファンが多数押し掛けるようだ。およそ1万5000席の半数が外国人によるチケット購入だった。昨年12月に放送された日本最大の年末番組『NHK紅白歌合戦』では、松田の『青い珊瑚礁』のステージが歌手別視聴率1位を獲得した。松田は紅白歌合戦に通算25回出場している。
松田の代表曲は「日本のバブル全盛期だった1980年代の香り」の象徴ともいえる。松田は「当時の活気が反映された明るい雰囲気と、スピード感のあるリズムのおかげ」と分析した。「『青い珊瑚礁』が今でも愛されるのは、軽快なメロディーと、情景が浮かぶ歌詞のおかげで、曲に自分の追憶を重ね合わせられるから」だとして「あの時代の音楽の魅力は、演奏と編曲の質感にある。音にぬくもりがあるんです」とも述べた。
韓国では2024年にガールズグループNewJeansのハニが、東京ドーム公演で『青い珊瑚礁』をカバーし、若い世代からも新たに注目を集めた。ハニは、いわゆる「聖子ちゃんカット」で有名なボブヘアや、マリンルック(ボーダー柄など水兵や船員の服装を取り入れたファッションスタイル)など、1980年代の松田のステージを鮮やかに再現した。松田は「ニュースで映像を見ました。スタイルまで詳細に表現してくれて本当にうれしい」「歌は聞く人が変わるたびに新しい表情を帯びると思う」と思いを明かした。さらに「K-POPはエネルギッシュで洗練されている」「機会があれば、世代と国境を越えて一緒に音楽を作ってみたい」と述べた。
2026/02/18 07:01
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