▽金栄宇(キム・ヨンウ)元「国民の力」議員=今回の選挙を控え日本の若年層の間に「日本に未来はない。変わらなければならない」という感情があふれていたようだ。強いリーダーを望むのが最近の国際的な流れだが、強さと変化という2つの象徴が高市首相のイメージとぴったり合致したのだ。韓日首脳が会談で最初のボタンをしっかりとはめたが国内政治が厳しくなれば突発変数が発生する可能性がある。
▽パク・ホンギュ高麗(コリョ)大学教授=韓日関係は管理対象ではなく戦略的再設計対象になっている。現状維持という消極的回避戦略よりは未来を設計する包容戦略が必要だ。韓日が共同の世界的戦略を立て、その戦略の中で関係を管理する方向だ。李在明大統領と高市首相が共同設計者として戦略的協力の時代を開くことができる。
▽ソン・ソグィ北東アジア歴史財団研究委員=今回の選挙で高市首相の党内脆弱性は一定部分解消された。安倍派の躍進が目立っていた。高市首相は安倍派ではない。しかし高市首相によって利益を得る人が増えたため高市首相の政治的活動の幅が広くなる結果を生んだ。対内外的にできることが多くなったのだ。
◇韓日関係改善、「必要に応じて使うカード」にしてはならない
▽申鉉昊(シン・ヒョンホ)弁護士=韓日関係で日本の姿勢が変わらないたびにその変数によって韓国も一緒に興奮し、和解する方向は望ましくない。韓国が先に定数として機能をできるよう努力しなければならない。韓国が主導権を持つことができる方法を探し韓日関係議論に臨まなければならない。民間次元の交流活性化なども必要だ。
▽李根寛(イ・グングァン)ソウル大学法学専門大学院教授=日本は対韓外交を強化する必要があり、韓国も対中・対米変数を考慮すると日本との協力を強化しなくてはならない点を認識している。日本政治の構造的変動を把握し、そうした基礎の上で新たな次元の実用的外交ラインを設定し実践しなければならない。
▽李夏慶(イ・ハギョン)中央日報論説委員=韓日関係改善は高市首相に必要な時に1回ずつ持ち出す政治的カードではなく、北東アジア安定と繁栄に向けた確固とした定数でなければならない。日本に反省と謝罪の要求を繰り返すばかりではなく先制的に持続可能な協力構造を作らなければならない。感情が先んじるほど原則と事実に基盤を置かなければならず外交を政争の道具とする旧態を両国とも控えなければならない。
▽パク・ムンス「未来と価値」会長=半導体と造船の2つの部門で1~2年以内に日本と見えない激しい競争を行う時代が到来した時に韓国はどのように対応するのか、どのような準備が必要なのかを長期的に考えて対応策を議論しなければならない。
◇シャトル外交通じて未来に向かった合意導出すべき
▽柳明桓(ユ・ミョンファン)元外交部長官=日本を見る認識を実用的に変える必要がある。日本の政治体制が6カ月ごとに変わるならこのようには考えにくいが2028年まで政権は揺らがない見通しだ。李在明大統領も非常に実用主義的な態度を見せている。こうした機会に韓日首脳が「金大中・小渕宣言」のような未来に向けた合意ができると期待する。
▽崔相竜(チェ・サンヨン)高麗大学名誉教授=韓日間に歴史問題などさまざまな争点はあるが両首脳がシャトル外交で疎通すれば管理可能な水準と考える。両国間の争点を扱うに当たり政界の役割も重要だ。
▽洪錫炫(ホン・ソクヒョン)韓半島平和作り理事長=高市首相の圧勝は長期沈滞と安全保障不安を突破せよという有権者の民心だ。新内閣は理念の鮮明性よりは節制された保守の姿勢と柔軟性を見せるべきだ。米中競争が構造化された環境で国益中心の均衡外交が必須だ。韓日ともに実存的脅威である北朝鮮の核高度化に対応し韓米日安保協力水準を高めなければならない。
日本との経済協力は、供給網、先端技術、エネルギー安全保障次元で選択ではなく必須だ。ミドルパワーである両国が力を合わせれば中国のレアアース武器化と米国の関税爆弾に対応できる。過去史は原則を持って管理するが未来産業と青年交流を拡大するツートラックのアプローチが望ましい。両国の成熟した対話と相互尊重のリーダーシップは不確実性を克服する道だ。
*韓半島平和づくり=韓半島の平和定着に寄与するため2017年11月に発足した。傘下の韓日ビジョンフォーラムは韓日関係改善に向けた実質的で戦略的な解決方法を探している。申珏秀元駐日大使が委員長を務める。
2026/02/24 17:57
https://japanese.joins.com/JArticle/345263