中国の大学・機関、世界の「科学研究力」ランキングで独走…韓国勢はずるずる後退

投稿者: | 2026年3月23日

 世界の科学研究力を評価する「ネイチャー・インデックス」で、韓国の主要大学の順位が以前の調査よりランクダウンしたことが分かった。国際学術誌「ネイチャー」を発行するシュプリンガー・ネイチャー社は、最上位の学術誌に掲載される科学論文の数や影響力などを基に大学と研究機関をランキングし、毎月発表している。

 韓国の教育界が15日に明らかにしたところによると、今月の「ネイチャー・インデックス」中間発表で、ソウル大は世界59位だった。昨年6月の総合発表(52位)より7ランク順位を落とした。

 ソウル大だけでなく、韓国の上位3大学の順位も全て下落した。KAIST(韓国科学技術院)は82位から84位に、延世大は129位から144位に順位を落とした。成均館大も144位から159位に下落した。韓国5位の浦項工科大(ポステック)だけが世界181位から166位へとランクアップした。学界では、このところ人材流出で苦戦している科学技術分野の現実を如実に物語っているとの分析が聞こえてくる。海外で学位を取得した若い研究者は韓国の大学にそっぽを向き、研究実績が優秀な教授は破格の待遇を提示する中国など海外に流出しているのだ。

 一方、政府主導で大規模な科学技術投資政策と人材育成政策を展開する中国は、その強さがいっそう鮮明になった。中国科学院が1位、中国科学技術大が3位にランクインするなど、トップ10のうち1機関(米ハーバード大、2位)を除いて9機関が全て中国の大学・機関だった。昨年6月の発表では米ハーバード大(2位)、ドイツのマックス・プランク研究所(9位)を除く8機関が中国だった。

 中国は国別順位でも昨年6月に続いて1位となった。2位以下は米国、ドイツ、英国、日本、フランスで、韓国は7位だった。

 匿名の元大学総長は「韓国は人口も減少しているのに優秀な学生がみな医大・医学部に殺到しているため、今後の研究力低下がいっそう懸念される」と指摘した。

キム・ミンギ記者

2026/03/23 07:40
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2026/03/21/2026032180008.html

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