W杯決勝の最も安いチケットが4185ドルで取引…欧州ファンが怒り

投稿者: | 2026年3月26日

国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップ(W杯)開幕を控え、サッカーの本場、欧州のファンの間で怒りの声が出ている。上昇するチケット価格とFIFAの不透明な販売政策に対する反感を集団行動で表出した。

AP通信など主要海外メディアは25日(日本時間)、「欧州サッカーファン連合(FSE)が消費者団体ユーロコンシューマーズと手を握り、FIFAを相手に欧州連合(EU)執行委員会に訴訟を提起した」とし「FIFAが独占的地位を世界サッカーファンに乱用しているというのが核心内容だ」と報じた。

 FSEが怒りを表したのは、「流動価格制(Dynamic Pricing)」と名付けたFIFAのW杯チケット価格政策が結果的にファンを困らせるという点だ。FIFAはグループリーグから決勝戦にいたるまで座席等級別にあらかじめ定めた価格を同一に適用した従来の方式を変更し、北中米W杯から需要によりチケット価格が随時変動するよう規定を改めた。

その結果、「チケット価格上昇」という最悪のシナリオをもたらした。英BBCの報道によると、決勝戦基準で最も高いチケットの価格は1万2350ポンド(約263万円)まで上がった。4年前のカタールW杯当時の最高額チケットが3914ポンドで売れた点を勘案すると、3倍近く暴騰したということだ。決勝戦の最も安い座席も4185ドル(約66万円)で取引される状況だ。

チケット政策の発表後に批判が続くと、FIFAは昨年慌てて「60ドルのチケットを出す」と発表した。しかし市場の反応は冷ややかだ。FSEは「実際、購買できる確率が極めて低い典型的なおとり広告」と主張した。購買自体がほとんど不可能な形式的な低価格チケット数枚で殺人的な価格暴騰現象を伏せようとしているという指摘だ。

座席等級別に利用の可否や正確な座席位置を決済直前まで隠す方式も論議を呼んだ。ファンは「どの席に座ることになるか分からない状態で巨額の決済をしろというのは消費者の権利を侵害する」とし「少なくとも48時間前には座席情報を把握できるようにするべき」と声を高めた。

FIFAは「W杯の収益は世界サッカー発展のために再投資される」とし「世界FIFA加盟国に等しく分配している」と答弁をした。しかしファンが費用負担のため競技場に行けない状況で「誰のためのサッカー発展か」という質問に対する答弁としては不足しているというのが、サッカー関係者らの大半の意見だ。

2026/03/26 10:00
https://japanese.joins.com/JArticle/346747

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