「合意決裂」に期待か…イスラエルメディア「イランを焦土化する前例のない機会」

投稿者: | 2026年4月8日

合意に至らなければイランに対し「文明消滅作戦」を展開すると予告した米国のドナルド・トランプ大統領の脅しに関連し、米国と共にイラン戦争に参戦したイスラエルの報道機関は、土壇場での交渉決裂がイスラエルにとって機会になり得るとの期待感を示した。

イスラエルのチャンネル12放送は7日(現地時間)、トランプ大統領が通告した交渉期限である7日午後8時(日本時間8日午前9時)を前に、イスラエル当局者はトランプ大統領の最後通牒の期限までに合意に至らない場合に備え、具体的な軍事計画を立てていると報じた。

 同放送は特に「イスラエルはイラン国内の主要打撃目標に対する分担および連携計画に関連し、米国との調整も終えた」とし「合意が不発に終われば、これまで打撃してこなかったイランのエネルギー・電力およびその他の国家インフラを焦土化する前例のない機会の窓が開くという期待がある」と強調した。

タイムズ・オブ・イスラエルによると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は5日、トランプ大統領との電話会談で「現段階でイランと停戦合意をしないよう強く助言した」と報じられた。こうした要求に対し、トランプ大統領は「イランが米国の要求を受け入れれば停戦できる」と答えたという。

トランプ大統領はネタニヤフ首相との電話会談の翌日、ホワイトハウスで記者会見を開き、交渉期限を最終通告した。攻撃開始時点を12時間後に控えたこの日午前8時、ソーシャルメディア(SNS)に「今夜、一つの文明(civilization)全体が消え去り、二度と取り戻せなくなるだろう」と書き込んだ。

ネタニヤフ首相は5日の高官会議で、イランと米国が停戦したとしても、レバノンのヒズボラに対する作戦は中断しないと表明した。イスラエル軍は交渉期限を控えたこの日もイランのアサルーイェ石油化学団地を攻撃し、交渉決裂時にエネルギー施設を打撃することにした米国とは別の独自行動を続けた。アサルーイェは、イラン南部海域の世界最大の海上ガス田サウス・パルスと隣接するイランエネルギー産業の戦略的要衝地だ。

イランも強く報復した。イランのタスニム通信によると、イランはサウジアラビアのジュベイルにある最大規模の石油化学産業団地に報復攻撃を加えた。ジュベイルは世界最大級の産業地区の一つで、鉄鋼・ガソリン・石油化学製品をはじめ、潤滑油や化学肥料などの生産施設がある。ここで生産される石油化学製品の規模は年間6000万トンで、全世界の生産量の6~8%を占めている。

2026/04/08 07:52
https://japanese.joins.com/JArticle/347316

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