ドナルド・トランプ米大統領は7日(現地時間)、仲介国パキスタンが提案した「2週間の休戦案」を受け入れると表明した。自身がイランとの交渉期限(最終期限)として明示していた「7日午後8時(米東部時間基準、日本時間8日午前9時)」をわずか約1時間前に控えた段階での発表だ。
米国とイランの対峙が続き、軍事的緊張が最高潮に達する中、両国がひとまず最悪の事態を回避し「期限付き外交」が始動する形となる。21日まで14日間延長された「交渉の時間」の間に、終戦に向けた突破口が見いだされるかが注目される。
トランプ大統領は同日、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿を通じて「イランがホルムズ海峡の完全かつ即時かつ安全な開放に同意することを条件に、私は2週間、イランに対する爆撃および攻撃を中断することに同意する」とし、「これは双方に適用される休戦だ」と明らかにした。続けて「この決定を下した理由は、われわれがすでにすべての軍事目標を達成しており、イランとの長期的平和および中東の平和に向けた最終合意に極めて近づいているためだ」と付け加えた。
トランプ大統領は「これまで論争の対象となってきたほぼすべての問題について米国とイランは合意に達した」とし、今後2週間の期間内にイランとの平和協定を確定できるとの期待も示した。
これに先立ち、米国とイラン間の休戦交渉を仲介してきたパキスタンのシャバズ・シャリフ首相は同日午後、ソーシャルメディアX(旧ツイッター)への投稿を通じて「外交の進展に向け、トランプ大統領に(交渉)期限の2週間延長を切に要請する」と明らかにした。イランに対しても「善意の表れとしてホルムズ海峡を2週間開放するよう求める」とした。
トランプ大統領が予告していたイランの橋や発電所への大規模攻撃を2週間猶予する代わりに、イランは米国が求めてきたホルムズ海峡の安全な航行を2週間保証することで、その期間中の終戦交渉の糸口をつなぐ狙いとみられる。シャリフ首相は「われわれは外交を通じて戦争を終結させるため、すべての交戦当事者に対し2週間、全地域で休戦を順守するよう求める」と述べた。
イラン政府もまた「2週間延長案」に好意的な反応を示したとされる。ロイター通信は匿名のイラン高官を引用し、この提案を前向きに検討したと報じた。
2026/04/08 09:00
https://japanese.joins.com/JArticle/347324