「関税が揺さぶった世界的供給網、韓国とスイスのFTAも現代化必要」

投稿者: | 2026年4月8日

「韓国と自由貿易協定(FTA)を締結する当時の協定内容はとても先進的で、交渉もやはり1年かからないほど速やかに行われた。ただ20年が過ぎたいま、世の中は大きく変わった。もうFTAの現代化が必要だ」。

先月25日にスイス連邦経済省経済管轄局(SECO)でアジア・オセアニア二国間経済関係局長を務めるナタリー・ラスト氏は「現在の国家間で関税が再び導入されるなど世界的供給網が揺れている」としてこのように話した。その上で「デジタル貿易、データ移動、フィンテック、持続可能性、中小企業などの分野で改善点を摸索できるだろう。韓国はわれわれの重要なパートナーであり友好国」と強調した。両国は年内に共同委員会を発足させ具体的な交渉議題を話し合う計画だ。

 韓国と欧州自由貿易連合(EFTA)のFTAは貿易拡大を目標に妥結した後、2006年に正式に発効され今年で20周年を迎えた。EFTAは欧州連合(EU)に属していない欧州の国がまとまった経済連合で、スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインの4カ国で構成される。韓国とEFTAのFTAは韓国が欧州と締結した初めてのFTAで、その後のEUとのFTAにつながる橋頭堡の役割をしたと評価される。

スイスはEFTAの核心国としてFTA発効後に韓国と緊密な経済パートナーシップを維持してきた。ラスト局長は「FTA締結後、韓国とスイスの貿易規模は3倍以上増加した」と説明した。実際の最近まで両国間の貿易は根強い増加傾向を見せている。韓国貿易協会によると昨年8月までの累計基準で韓国の対スイス輸出は15億2000万ドルで前年同期比19.2%増加し、輸入は29億6000万ドルで5.9%増えた。韓国は医薬品、自動車、電子機器などを中心に輸出し、スイスからは医薬品、時計、貴金属などを主に輸入している。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は「韓国とスイスの貿易は相互補完的貿易関係に基づいている」と分析した。

スイスは理論と実務を結合した教育システムに基づいて大学・企業・スタートアップが有機的につながった革新インフラを構築している。またEUに比べて規制が低く、グーグルやアップルなど世界的ビッグテック企業の研究と戦略拠点としても脚光を浴びている。KOTRAチューリッヒ貿易官のキム・チャンソク氏は「スイスに進出する韓国企業もスイスの革新インフラに大きな期待感を持っている。研究開発などの分野で両国企業間の協力が可能だ」と話した。

スイス貿易投資庁で韓日担当コンサルタントを務めるミケラ・ジュリアート氏は「今後韓国と単純な商品貿易を超え研究協力など多様な分野で関係を拡張していきたい。両国間の企業進出をさらに活性化することが目標」と話した。

2026/04/08 09:41
https://japanese.joins.com/JArticle/347328

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