ホルムズ、初の実質的な「二国家封鎖」(1)

投稿者: | 2026年4月14日

イランとの終戦交渉を決裂させた米国のドナルド・トランプ大統領が、イランを出入りするホルムズ海峡のすべての海上交通に対して封鎖に突入した。海峡の管轄権を交渉のテコとして活用してきたイランを制圧しようとする逆封鎖戦略であり、イランの資金源を断つための勝負手だ。しかし、イランも「ホルムズは我々が統制する」と対抗しており、一つの海峡を両国が封鎖するという前代未聞の事態に陥った。海峡での衝突による戦争再開の可能性まで取り沙汰されている。

中東地域の米軍を管轄する米中央軍は12日(現地時間)、トランプ大統領の布告令に従い「米東部時間基準で13日午前10時(日本時間13日午後11時)から、イランの港を出入りするすべての海上交通に対する封鎖を開始する」と明らかにした。イランへ向かう、あるいはイランから出発するすべての船舶は国籍に関係なくホルムズ海峡を通過できないという意味だ。中央軍はただ「イランを経由しない船舶については、ホルムズ海峡における航行の自由を妨げない」と説明した。

 トランプ大統領は封鎖措置に入った直後の13日午前10時23分、ソーシャルメディアに投稿し「イラン海軍は海の底に沈み、158隻が完全に焦土化した」とし、「我々がまだ攻撃していないのは、いわゆる『高速攻撃艇』数隻だけだ」と主張した。続いて「これらの船舶が米軍の封鎖線に少しでも接近すれば、麻薬密輸船に適用するのと同じ方式で即時に除去する」と警告した。158隻はトランプ大統領が11日の記者会見でも主張した数値だ。

これに先立ち、トランプ大統領は12日午後、フロリダからホワイトハウスに復帰する途中で記者団に対し、封鎖の発効時点を再確認し「他国もイランが石油を売れないよう協力している」と主張した。米国は先月20日、イランのホルムズ海峡封鎖で国際原油価格が急騰したことを受け、タンカーに積まれたまま海上で待機中だったイラン産原油および石油化学製品の販売を30日間許容した。今回の逆封鎖でイラン産原油の流通まで中断されることになれば、世界の原油供給量が今以上に減少するのは避けられない。

イランもこれに強力に対抗した。米国の海峡逆封鎖発表に対し、イラン側の終戦交渉団を率いたイラン国会議長のモハマド・バーゲル・ガリバフ氏は「あなたが戦うなら我々も戦う」と応酬した。彼はまたX(旧ツイッター)にワシントンのガソリン価格の地図とともに「現在の価格をせいぜい楽しむがよい」とし「すぐに(1ガロンあたり)4~5ドル(約638~797円)を恋しく思うようになるだろう」と嘲笑した。さらに、イランが「紅海封鎖」で対抗する可能性があるとの観測も出ている。

2026/04/14 07:03
https://japanese.joins.com/JArticle/347561

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