韓国大統領「防衛産業契約安定的履行」…ポーランド首相「李大統領が牛肉解決を約束」

投稿者: | 2026年4月14日

李在明(イ・ジェミョン)大統領は13日、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)でポーランドのトゥスク首相と会談した。李大統領はポーランドの韓国製武器導入を骨子とする防衛産業協力を強調した。トゥスク首相は韓国のポーランド産牛肉輸入を要請し、李大統領は「解決したい」と答えた。

首脳会談終了後に開かれた共同メディア発表で、李大統領は「(トゥスク首相に)両国間の防衛産業協力が深化・発展できるよう、すでに締結した総括契約の安定的履行が必要だと申し上げた」と明らかにした。

 李大統領が言及した「総括契約」は2022年に韓国とポーランドが締結した442億ドル規模の防衛産業契約を指す。韓国製K2戦車、K9自走砲、FA50軽戦闘機、K239多連装ロケット砲などをポーランドに輸出する内容が核心だ。総括契約は武器を輸出するだけでなく技術移転、現地生産などを包括する。

2022年の総括契約後に履行契約と完成品納品などが相次いで行われている状況だ。しかし最近現地メディアでは欧州連合(EU)から武器導入貸付を受けることをめぐりポーランド政府内で不和が生じ、韓国の防衛産業の決済に問題が発生する可能性があるとの見方が出てきた。防衛産業業界関係者は「防衛産業契約というものが実際に履行されないことも少なくないため、李大統領が『安定的履行』を強調したとみられる」と説明した。

李大統領は「(トゥスク)首相も防衛産業協力の重要性に深く共感し、韓国企業が見せた現地生産、技術移転、人材養成に対する努力を高く評価した」と話した。トゥスク首相も「韓国はポーランドに米国の次に重要な同盟国で、特に防衛産業がそのような役割をしている。防衛産業協力に関連し個人的に積極的に参加して管理することにした」と話した。

首脳会談後に行われた公式昼食会には現代ロテムの李庸培(イ・ヨンベ)代表理事、ハンファエアロスペース・ハンファシステムの孫在一(ソン・ジェイル)代表理事、韓国航空宇宙産業(KAI)の金鍾出(キム・ジョンチュル)代表理事ら防衛産業企業代表も参加した。

トゥスク首相は李大統領と韓国のポーランド産牛肉輸入問題を話し合ったと明らかにした。トゥスク首相は拡大会談に先立ち「きょう(13日)会談して李大統領がこの内容を伝えてほしいと話した。ポーランド市民と代表団に良い知らせになるもので、牛肉輸出に関連しすぐ解決できるだろうと(李大統領が)話した」と明らかにした。トゥクス首相は「農食品に関連しても信頼が重要だ」と付け加えた。李大統領は防衛産業協力で信頼を、トゥスク首相は農食品輸出入で信頼を強調した。

トゥスク首相は共同メディア発表で「われわれは食品産業分野でも協力を強化して行くことに決めた。李大統領がポーランド製品の韓国市場アクセス拡大へのわれわれの期待を十分に理解して下さり感謝する」とした。韓国は2000年の欧州発の狂牛病問題を契機にポーランド産牛肉の輸入を中断した。ポーランド政府は昨年ポーランドの次世代潜水艦導入事業者選定など防衛産業導入議論過程で韓国に牛肉輸入を要求した。今回の首脳会談を契機にポーランド産牛肉輸入が可視化すると予想される。

両国首脳は今回の会談を契機に両国関係を包括的戦略パートナー関係に格上げすることにした。李大統領は「エネルギー供給網、インフラ、科学技術など両国間協力の範囲をさらに包括的に拡大していくことにした。韓国企業がポーランドの主要インフラ構築事業である新空港連結事業とワルシャワのトラム置き換え事業に参加できるよう首相の格別の関心を要請した」と述べた。

李大統領とトゥスク首相の会合は和やかな雰囲気で進められた。李大統領は1980年代に共産政権に対抗して自由連帯労組運動を率いたワレサ元ポーランド大統領に言及し、トゥスク首相が彼の同僚だったと説明した。李大統領は「首相も私も民主主義のために戦った」とした。トゥスク首相は「ポーランドと韓国の間に望ましく事件が起きたことはただ一度を除いてはなかった。それは(ポーランドが韓国に負けた)2002年韓日ワールドカップ」とジョークを言ったりもした。

2026/04/14 09:37
https://japanese.joins.com/JArticle/347587

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