13日(現地時間)、米国の対イラン「海上封鎖」作戦が開始された後、ホルムズ海峡周辺に少なくとも15隻の米軍艦艇が配置され、緊張が漂っている。
海峡付近で足止めされた大部分のタンカーがイランの攻撃などを懸念して出港を決められずにいる中で、米国の制裁対象であるタンカー2隻が、米国の海峡封鎖後に初めてホルムズ海峡を通過したことが分かった。
CNNは同日、米海軍関係者の言葉を引用し、「封鎖作戦が始まったこの日、空母1隻と駆逐艦11隻を含む少なくとも15隻の艦艇が(ホルムズ海峡に)配置された」と報じた。ここには航空母艦「エイブラハム・リンカーン」をはじめ、多数の駆逐艦と上陸準備団の兵力が含まれた。ただ、各艦船が正確にどこでどのような任務を遂行しているかなどは不明だ。
ロイター通信は14日、船舶追跡情報機関「ケプラー(Kpler)」を引用し、米国の作戦開始後初めて中国のタンカー「リッチスターリー」がホルムズ海峡を通過してペルシャ湾を抜けたと伝えた。同船はイランとの取引疑惑により、現在米国の制裁対象リストに入っている。アラブ首長国連邦(UAE)のアル・ハムリヤで25万バレル規模のメタノールを積載した同船は、ホルムズ海峡の通過を試みたが、米軍の封鎖が始まり引き返した。その後、再試行の末に海峡を抜け出したものと推定される。
◇トランプ氏「前日に34隻が海峡通過」…具体的な根拠は示さず
過去にイラン・ロシアの原油を輸送し、同じく米国の制裁対象となったタンカー「ムルリキシャン」もホルムズ海峡を通過したとロイターが伝えた。
戦争前、ホルムズ海峡を通過する船舶は1日平均130余隻だった。戦争後はイラン関連の船舶を除いて事実上、海峡通過が中断され、停戦宣言後は1日10余隻が海峡を通過した。トランプ大統領は13日、「前日に34隻の(イランと無関係な)船舶が海峡を通過した」と主張したが、根拠は示さなかった。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「イランの報復攻撃の可能性に対する懸念と、米国の保護に対する不確実性のため、海峡を通過する船舶は極めて少ない水準を維持するだろう」と展望した。現在、ホルムズ海峡の西側にはタンカー244隻、東側には156隻が足止めされている。ここには韓国船舶26隻と船員173人も含まれている。
ホルムズ海峡に対する史上初となる「二国間封鎖」が現実化すると、イラン革命防衛隊(IRGC)は「侵略行為が再開される場合、敵が対応できない新たな戦争戦術を公開する」と警告したが、その後、特別な動きはない状況だ。
一方、CNNは今回の封鎖作戦が「今回の戦争勃発後、米海軍にとって最も困難な任務になるだろう」と評価した。米軍はどこで爆発するか分からないイランの機雷を除去しながら、狭い海峡の両側でイランの攻撃を遮断しなければならない。同時に、イランに関連する船舶を選別して航行を阻止しながらも、イランと無関係な一般商船を保護しなければならない。
こうした中、同盟国は米国とは別に解決策の模索に乗り出した。フランス・英国主導で40余カ国が参加するホルムズ海峡再開放に関する国際会議が、日本時間で15日午後8時から開かれる。韓国からも鄭義慧(チョン・ウィヘ)外交部次官補もビデオ会議形式で参加する。
2026/04/15 06:46
https://japanese.joins.com/JArticle/347629