グーグル「ナノバナナ(Nano Banana)」の牙城に挑戦する新しいイメージ生成人工知能(AI)モデル「ダックテープ(Duck-Tape)」がAI業界で注目を集めている。特にこのモデルの開発会社がチャットGPTを運営するOpenAIと推定され、AI先頭争いにまた火がつく状況だ。
19日、AI業界によると、AIブラインドテストプラットホームのアリーナAIで、ダックテープという名称のイメージ生成AIモデルが話題を集めている。グーグル「ナノバナナ」など従来のAI画像モデルは韓国語を含む画像を生成する際に文字が化けるといったエラーがあったのとは異なり、ダックテープは複雑なハングルの文章や看板、吹き出し内のテキストまで正確にレンダリングするためだ。従来のイメージ生成AIモデルの限界を克服したという評価を受ける。AI業界の関係者は「ダックテープが生成した広告の試案は専門グラフィックデザイナーが制作したレベルであるうえ、ハングルのエラーも全くなくて驚いた」と語った。ダックテープのこうした性能のため今後、広告、コンテンツ、デザイン業界などに大きな波紋を呼ぶという見方も出ている。
業界とオンラインコミュニティーは、ダックテープが今後公開されるOpenAIのチャットGPTのイメージモデルのコードネームと推定している。OpenAIは以前にも公式モデルを公開する前、アリーナAIでブラインドテストをした前例があるうえ、すでに一部のチャットGPT利用者の間で該当機能の試験バージョンが搭載されたという反応も出ているからだ。
イメージ生成機能はAI先頭争いで核心的な役割をしてきた。OpenAIは昨年3月、日本アニメーション製作会社スタジオジブリ風のイメージ生成機能を公開し、チャットGPT有料加入者を短期間で数百万人増やした。グーグルは昨年8月、ナノバナナを公開し、OpenAIのAIモデルを超えるという評価を受け始めた。
OpenAIが今回のダックテープモデルを公式化して再起の踏み台になるのか、業界は注目している。特にOpenAIは今年末の企業公開(IPO)を控え、AI性能を高めて新しい収益モデルを発掘するという課題を抱えている。最近では、AI動画生成ツール「ソラ(Sora)」チームを率いていたビル・ピーブルズ氏や、最高製品責任(CPO)を務めたケビン・ワイル科学計画担当副社長など幹部が相次いで離脱する困難にも直面している。OpenAIのある投資家は最近、英日刊フィナンシャルタイムズ(FT)に「OpenAIはあまりにも多くのことをしていて、ベッティングもとても多かった」とし「今はもういくつかの核心ベッティングに集中することが重要だ」と評価した。
2026/04/20 11:53
https://japanese.joins.com/JArticle/347890