「マスク、待ってろ!」…ブルーオリジン、再利用型ロケットの着艦に成功

投稿者: | 2026年4月21日

アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏が率いる宇宙企業ブルーオリジンが19日(現地時間)、再利用が可能なロケットの着陸に初めて成功した。

ロイター・AFP通信などによると、ブルーオリジンが独自開発した大型ロケット「ニューグレン(New Glenn)」はこの日午前7時25分(日本時間午後8時25分)、 ASTスペースモバイルの「ブルーバード7」通信衛星を搭載してフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から発射された。

 「ニューグレン」の1段目は発射から約9分30秒後に海岸から約600キロ離れた大西洋海上のプラットホーム「ジャックリン(Jacklyn)」に着艦した。今回発射されたロケットは、昨年11月のNG-2任務に使用されたものを再利用した。ブルーオリジンが再利用ロケットで発射から回収まで全過程の任務を果たしたのは今回が初めてだ。ブルーオリジンは以前にもニューグレンを発射したが、いずれも新しいロケットを活用した。

世界初の米国人宇宙飛行士ジョン・グレンの名前にちなんだ「ニューグレン」は高さ98メートル、直径7メートルの大型2段ロケット。イーロン・マスクの宇宙企業スペースXの2段ロケット「ファルコン9」と人類史上最大ロケット「スターシップ」の中間の大きさだ。容積が大きい貨物を運搬できるという利点を前面に出している。「ニューグレン」が地球上空2000キロ以下の低軌道に投入できる貨物重量は最大45トンで、ファルコン9のほぼ倍だ。静止軌道では最大13トンの搭載物を投入できる。スペースXのブースター「スーパーヘビー」と同様に再利用技術を採用している。

AFP通信は、ブルーオリジンが今回の打ち上げでスペースXとの宇宙探査競争における技術的成果を立証したと評価した。ロイターもブルーオリジンが再利用ロケットの着艦に成功したことでイーロン・マスク氏が率いるスペースXと本格的に競争すると伝えた。

ロケットの再利用はスペースXが断然トップ走者だ。スペースXは2015年に初めて「ファルコン9」を垂直着陸させてブースターの再利用に成功した。天文学的な費用がかかる航空宇宙産業で再利用は発射コストを大きく減らす。

ただ、この日「ニューグレン」に搭載されたASTスペースモバイルの「ブルーバード7」衛星は正常軌道に乗らず、通信ができなかった。ブルーオリジンは今後、この衛星を除去することにした。

一方、ブルーオリジンは現在、米航空宇宙局(NASA)の月探査計画「アルテミス計画」に参加し、月着陸船「ブルームーン」を開発している。ブルームーンは2027年に予定されている「アルテミスIII」任務でスペースXの着陸船「スターシップ」と共に地球の低軌道での試験飛行をする予定だ。ブルーオリジンは今年1月、アルテミス計画に集中するため、宇宙観光用ロケット「ニューシェパード」の打ち上げを少なくとも2年間中断することにした。

2026/04/21 11:24
https://japanese.joins.com/JArticle/347956

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