北、5年ぶりに青年同盟大会…「北朝鮮版MZ世代の愛国・忠誠を鼓舞する戦略」

投稿者: | 2026年5月1日

北朝鮮の労働党外郭組織である社会主義愛国青年同盟(以下、青年同盟)が5年ぶりに総集結大会を開き、第9次党大会で提示した目標達成に必要な青年組織の役割を強調した。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が強調した経済・民生関連の目標を達成するためには青年・軍人たちの役割が重要であるだけに、彼らの忠誠と愛国心を促進しようとする意図と解釈される。

労働新聞は1日、青年同盟第11次大会が4月28日から30日まで平壌で開催されたと伝えた。今大会は2021年以来5年ぶりに開かれ、金才竜(キム・ジェリョン)・李日煥(イ・イルファン)・朱昌日(チュ・チャンイル)労働党中央委員会書記、金成基(キム・ソンギ)北朝鮮軍総政治局長をはじめとする主要幹部らが出席した。

 大会の主な案件としては、▷青年同盟中央委員会事業総和(評価) ▷規約改正 ▷中央指導機関選挙–などが扱われた。党中央委は祝賀文を通じて「すべての青年が党の理想実現に人生の座標を定め、その道で青春のやりがいと幸せを見つける熱血の青年愛国者として教養・育成することに、千事万事を志向させなければならない」という注文を出した。

特に北朝鮮は、ロシア派遣軍の成果に言及しながら青年たちの忠誠心を促した。「海外軍事作戦に参加した青年軍人たちは、その身がそのまま炸裂する爆弾となり、滅敵の火柱となって祖国の名誉を守った」としながらだ。党中央委は「青春の知恵と情熱を捧げ、惜しみなく献身している青年たちの気概と愛国の真情を、わが党は貴重なものと考えている」とも伝えた。

これに関連し、慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のイム・ウルチュル教授は「北朝鮮当局が青年たちの手本となり得る『愛国』の範囲を、『千里馬(チョンリマ)時代』や『白頭山(ペクトゥサン)英雄青年』のような内部動員から海外派遣まで拡張している姿」と指摘した。

新聞によると、会議では過去5年間の事業成果を振り返り、欠陥が発生した原因や解決策などを議論した。また、新任の青年同盟中央委員会委員長としてペク・ウンチョルを選出するなど、新しい執行部も構成した。

行事当日、平壌市内では青年たちの団体舞踊が上演された夜会や、花火が打ち上がる華やかな松明(たいまつ)行進も行われた。新聞があわせて公開した写真には、金日成(キム・イルソン)広場に集まった青年たちが松明で「愛国青年」や「党中央に従い一千万里」などの文句を大きく描きながら行進する姿が収められていた。

イム教授は「金正恩氏の立場では、国家発展に最も重要な人的資源である青年・軍人をいかに効果的に動員するかという問題が、自身の政策を貫徹させる核心的な動力だ」とし「『北朝鮮版MZ世代』である青年たちの思想的な緩みを防ぎ、適切なインセンティブを通じて愛国・忠誠を鼓舞する統制戦略を駆使しようとしている」と説明した。

労働党の外郭組織である青年同盟は、職業総同盟(職盟)、社会主義女性同盟(女盟)、農業勤労者同盟(農勤盟)と共に「4大勤労団体」の一つに挙げられる。これらは党が決定した政策路線を住民に伝播し、履行を促す役割を担っており、北朝鮮の青年・女性・労働者・農民はそれぞれこれらの団体に義務的に加入しなければならない。

一方、労働新聞はこの日、6面に掲載した「戦争国家への疾走はすなわち自滅だ」と題した記事を通じて、日本の高市早苗内閣が主導する「平和憲法」改正の試みを繰り返し非難した。新聞は「軍事大国化を頑強に推進し、戦争ができる国にしようというのが現在の高市政権の政策だ」と批判した。

2026/05/01 14:15
https://japanese.joins.com/JArticle/348469

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