韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と高市早苗首相が19日、李大統領の故郷である慶尚北道安東(キョンサンブクド・アンドン)で3回目の首脳会談を行う。1月に奈良県で開かれた首脳会談以来、4カ月ぶりだ。
両首脳は会談で、韓日関係の発展方向について幅広く議論し、経済や社会、国民保護など民生に関連した分野で実質的な協力を強化する方策を導き出す予定だ。中東情勢を含む地域内の安保や国際情勢についても意見を交わすとみられる。
高市首相は19日午後、大邱(テグ)空港に到着し、金珍我(キム・ジナ)外交部第2次官や李赫(イ・ヒョク)駐日韓国大使らの出迎えを受ける。その後、安東の韓屋ホテルに設けられた首脳会談場に移動し、少人数会談と拡大会談を経て共同記者発表を行う。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の姜由楨(カン・ユジョン)首席報道官は17日の書面ブリーフィングで「今回の会談は、高市首相の故郷である奈良県訪問に対する李大統領の故郷・安東への答礼訪問の性格」とし、「国賓訪韓に準ずる礼遇で高市首相を歓迎する予定」と明らかにした。李大統領はホテルの入り口で自ら高市首相を迎える。
会談後の夕食会では、安東地域の宗家に伝わる古料理書であり宝物第2134号である『需雲雑方(スウンジャッバン)』に出てくる料理を取り入れた安東チムタク(鶏肉の煮込み料理)などのフュージョン韓国料理が提供される。夕食会の酒には安東の伝統酒である太師酒(テサジュ)・安東焼酎とともに、高市首相の故郷である奈良県の日本酒を合わせて出し、デザートには韓国の伝統菓子である羊羹の一種「煎薬(チョニャク)」と、日本の伝統菓子である餅を同じ皿に盛り付ける。姜報道官は「貴賓を迎える際に出してきた鶏料理である『煎鶏児(チョンゲア)』、安東韓牛のカルビ焼き、安東米、神仙炉(シンソンロ)などを提供し、『君子は友を迎えるのに誠心を尽くす』という安東のソンビ精神を表現する予定」と話した。
夕食会後、両首脳は在日韓国系のピアニストである梁邦彦(ヤン・バンオン)氏のピアノ演奏や、ピアノ・バイオリン・チェロの三重奏による公演を一緒に鑑賞した後、河回(ハフェ)村の渡し場に移動し、伝統文化「船遊綱火遊び」を共に観覧する。船遊綱火遊びは、毎年旧暦7月に安東河回村の文人であるソンビたちが芙蓉台(プヨンデ)前の洛東江(ナクトンガン)沿いに船を浮かべ、詩を詠みながら風流を楽しんだ遊びだ。続いて「落火遊び」と船遊綱火遊びをテーマに詠んだ漢詩の一節を加味した創作パンソリ『散りゆく火花のように』の公演も鑑賞する。
同日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は中国・北京を訪問し、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談する。プーチン大統領の今年初めての海外歴訪だ。中国官営・新華通信社は17日(現地時間)、「中国外交部がプーチン大統領が習主席の招待で19〜20日に中国を国賓訪問すると発表した」と報じた。トランプ大統領が2泊3日間の訪中日程を終えてから4日後のことだ。
両首脳は、両国の包括的なパートナーシップ関係および戦略的相互協力を強化する方策、主要な国際・地域情勢などについて議論する予定だ。クレムリン(ロシア大統領府)のドミトリー・ペスコフ報道官は「プーチン大統領が訪中期間中、米中間の相互作用について中国側と意見を交換するだろう」とし、「直接的な情報を得られることを期待する」と述べた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は欧州高官の発言を引用し、「プーチン大統領の今回の訪中は、西側に対抗する軸としての中ロ関係を再確認する目的が大きいとみられる」と分析した。
2026/05/18 07:27
https://japanese.joins.com/JArticle/349193