中ロ首脳「イラン攻撃は国際法違反」…韓半島には初めて「戦争の危険」(2)

投稿者: | 2026年5月21日

特に米国の多層的防衛システムである「ゴールデンドーム」プロジェクトを取り上げ、「米国のゴールデンドームミサイル防衛システムが宇宙基盤の迎撃を研究・施行するのは国際安全保障に深刻な否定的影響を及ぼす」と明示した。

◇韓半島「戦争の危険」の表現初めて登場

 韓半島問題を扱った部分では2024年に続き非核化の表現が消えた。先週の米中首脳会談後にホワイトハウスがファクトシートで北朝鮮の非核化を共同目標に明示したのと違った。「双方は域内の緊張の高まり、軍備競争刺激、政治的手段乱用を中断し、韓半島での戦争勃発のリスクを除去するための実質的措置を促す」として「戦争の危険」という表現を初めて使った。

「地政学的現実」という用語も初めて登場した。「中ロは地政学的現実に基づきそれぞれの懸念についてバランスを取りながら解決することを支持する」とした。非核化という原則と規範の代わりに現実主義的用語を初めて使い北朝鮮の核保有国の地位を既定事実として受け入れるという立場変化と解釈できる表現だ。

広域豆満(トゥマン)開発計画(GTI)も入れられた。「両国は広域豆満開発計画の枠組みの中で協力を強化し、貿易投資、交通、エネルギー、デジタル経済、農業、観光、環境などの分野で広域豆満開発計画加盟国間の協力を深め、北東アジア地域の協力を推進する」と明記した。広域豆満開発計画は1992年に国連開発計画(UNDP)が推進した豆満江開発計画から始まった北東アジア地域協力体で中国東北部、ロシア極東、モンゴル、韓半島をつなぐ北東アジア地域協力体構想だ。現在広域豆満開発計画加盟国は中国、ロシア、モンゴル、韓国で、北朝鮮は2009年に脱退している。

豆満江河口を通じた中国の海洋進出問題も2024年の共同声明での「建設的対話」という表現より具体化した。今回の声名では「1991年5月16日付中華人民共和国とソ連間の東部国境に関する合意第9条の精神に基づき、北朝鮮と豆満江を通じた海洋接近に関する3者交渉を進める」と明示した。1991年の国境条約第9条は当事者間の合意を通じて旧ソ連が中国船舶の海洋往復航行を許容すると明示した条項だ。

豆満江下流と東海(日本名・日本海)連結区間は朝ロ国境地域と向き合っている中国の海上アクセス拡大に向けは朝ロ両国との協力が必要だ。すなわち中国の課題である豆満江を通じた東海進出を朝中ロ3者協力の枠組みで制度化しようとする戦略的意図を盛り込んだと分析される。

2026/05/21 17:35
https://japanese.joins.com/JArticle/349431

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