韓日「哨戒機対立」5年ぶりに縫合…再発防止を明文化

投稿者: | 2024年6月2日

韓国と日本の国防当局が両国間の安保協力強化に向けハイレベル交流を再開・活性化することで一致した。これまで両国の軍事交流協力の障害と指摘されてきた2018年の「哨戒機事件」再発防止に向け疎通強化に重点を置いた合意文を採択した。

韓国国防部の申源湜(シン・ウォンシク)長官と日本の木原稔防衛相は1日、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)を契機にシンガポールで会談した後、共同メディア発表文を発表した。

 今回発表された共同メディア発表文には▽韓日国防次官級会議の定例化▽韓日国防政策実務会議再開▽韓国軍と日本自衛隊間のハイレベル交流再開――など対話活性化案が盛り込まれた。

韓国海軍と日本海上自衛隊は両国の艦艇・航空機間の通信手続きと本部次元の疎通案を含んだ合意文も作成され、双方が平時に海上で遭遇した場合、合意文に基づいて作戦活動を展開し、合意文履行を両国が点検していくという内容が盛り込まれた。

この合意文は2018年12月に発生した哨戒機問題の再発防止に向けた協議の結果と考えられる。哨戒機事件は2018年12月に海上自衛隊の哨戒機と韓国海軍艦の間で発生した事件だ。韓国側は日本が近接威嚇飛行をしたという立場で、日本側は韓国海軍が哨戒機に向け攻撃直前行為と見なすことができる射撃統制レーダーを稼動したと主張している。

2024/06/02 08:56
https://japanese.joins.com/JArticle/319403

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