ソウル・オリンピック公園のハンドボール競技場前で「開票所封鎖デモ」が不正選挙陰謀論や「ユン・アゲイン」に主導権を取られたまま半月以上続いている中、デモ現場で野宿中の極右ユーチューバー、チョン・ハンギル氏が「米国に臨時政府を樹立し、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領を亡命させようとしていた」と主張した。
チョン氏は20日、オリンピック公園でユーチューブのライブ配信中に、「不正選挙・再選挙・当日投票・開票」と書かれた紙を掲げながら、「『こればかり主張して、なぜ「ユン・アゲイン」をしないのか』と言われているが、チョン・ハンギルが変わると思うか。これさえ実現すれば、ユン・アゲインは自然とできるようになる」と述べた。屋外でチョン氏の発言を聞いていたデモ参加者は拍手を送った。
チョン氏はさらに、昨年8月に自身が米国に行った事実に触れ、「米国に行って臨時政府を樹立し、尹前大統領を亡命させようとした。日帝強占期(日本の植民地時代)の上海臨時政府のように」と語った。ただし、「尹前大統領は『刑務所で死ぬことになっても、国民や若者たちを置いて行くわけにはいかない』として拒否した」とし、「その時もう一度感動した」と話した。
これに先立ち、チョン氏は2月にも「尹前大統領を中心に第2の建国を進める」として100億ウォン(約10億5千万円)の募金計画を示したが、物議を醸したことを受け撤回した。当時、チョン氏は、いわゆる「建国ファンド」の大枠が、日帝強占期に大韓民国臨時政府が独立運動資金を調達するために発行した「独立公債」と同じだと説明した。さらに「(ユン・アゲインを前提とした)組織図を作っている。行政府、立法府、司法府、高位公職者犯罪捜査処を廃止し、その他、警察、検察、国家情報院も廃止する」とし、国防部をはじめとする内閣名簿まで用意していると述べた。
2026/06/21 15:19
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