中国ロケット軍創設60周年を迎え、中国中央放送(CC-TV)が極超音速弾道ミサイル「東風(DF)17」発射映像を初めて公開した。米国は22日から始まる米日連合訓練で中距離トマホーク巡航ミサイル発射システムのタイフォンを九州に展開することにした。インド太平洋で米中間の中距離ミサイル競争が本格化する様相だ。
CC-TVは20日、ロケット軍が中国西北部のゴビ砂漠で最近実施した高強度実戦訓練映像を報道した。放送は東風17をはじめ新型主力ミサイルの実戦運用能力を強調し、2024年9月25日に南太平洋の目標に向けて発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験の意味も説明した。中国のICBM公開試験発射は1980年以来44年ぶり。東風17は2019年の建国70周年閲兵式(軍事パレード)で初めて公開された極超音速ミサイルで、最大射程距離は1500~2000キロと推定される。
放送はロケット軍が複数の車両から多数のミサイルを同時に発射する能力を備えていると主張した。香港明報は今回の東風公開について、最大射程距離8000キロ級の東風27の実戦配備または量産の可能性を示唆すると分析した。
一方、日本経済新聞は21日、「米軍が22日から来月1日まで実施されるバリアント・シールド訓練で、タイフォンシステムを鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地に一時展開する」と報じた。タイフォンは射程距離が最長1600キロのトマホークを発射することができ、上海など中国東部沿岸の主要都市が射程圏に入る。米国は2019年の中距離核戦力全廃条約(INF)破棄以降、日本とフィリピンへの配備を通じて中国との中距離ミサイルの差を減らそうとしている。
2026/06/22 10:08
https://japanese.joins.com/JArticle/350876