「今回のワールドカップ(W杯)で最も重要な試合になるだろう」。
サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が南アフリカとの北中米W杯1次リーグA組最終第3戦の重要性を強調した。洪監督は24日(日本時間)、メキシコのモンテレイ競技場で行われた公式記者会見で「メキシコとの第2戦では全般的に悪くない試合をしながらも0-1で敗れた。勝つことができず、選手団の雰囲気はチェコ戦(2-1勝利)の直後と比べて沈んだ状態だった」としながらも「今は身体的にも精神的にも十分に回復した状態だ。普段と変わらずよく準備した」と明らかにした。
韓国と南アフリカの1次リーグA組最終戦は25日午前10時にモンテレイ競技場で行われる。モンテレイには現代モービス、起亜、LGエレクトロニクス、ポスコなど多くの韓国企業がある。現地在住の韓国人も5000人ほどいる。大韓サッカー協会によると、南アフリカ戦にはプルグンアンマ(=赤い悪魔、韓国代表サポーター)やメキシコ現地韓国人など計2000人規模の応援団が集まると予想される。
洪監督は「第3戦を控えて選手たちに特に追加で注文した点はない。第1、2戦で選手たちが見せた良いプレーで十分だ。『(1次リーグ)最後の重要な試合に自信を持って、お互いを信じて臨もう』と話した」と伝えた。韓国代表は第1戦と第2戦の先発ラインナップに大きな変化を与えなかった。これと関連し洪監督は「今回の対戦では2、3のポジションに変化があるかもしれない」と明らかにした。
1勝1敗でA組2位の韓国(勝ち点3)は、南アフリカと引き分ければ決勝トーナメント(32強)進出が決まる。洪監督は「歴代のW杯で(韓国が)第3戦で引き分けても1次リーグを通過するという状況はなかった。今の状況は悪くない」としながらも「それでも有利だとは考えていない。むしろ引き分けてもよいという試合が負担になる。何よりも南アフリカは難しい相手であり、勝つという気持ちで臨む」と強調した。
モンテレイは韓国代表のベースキャンプ地であるグアダラハラより蒸し暑い。最高気温が35度前後まで上がる猛暑が続いていて、湿度も高い。洪監督は「モンテレイは高温多湿でグアダラハラとは異なる環境」とし「それでも韓国の選手にとって適応が難しいほどではない。モンテレイの天気はあらかじめ把握していて、高地に対応したように事前に適応の準備をした。試合で力を発揮するのに支障はないだろう」と話した。
韓国が南アフリカに勝利する場合、洪監督は歴代韓国人指揮官として初めてW杯2勝を記録することになる。同時に2014ブラジルW杯1次リーグ敗退という洪監督自身の屈辱も拭う。しかし洪監督の考えは違った。洪監督は「私は2026年のW杯代表を率いてメキシコに来た。現在の選手たちと新たな挑戦をしている」とし「過去は重要でない。今大会で結果がよかったとしても名誉回復とは考えない」と話した。続いて「私に与えられた役割に最善を尽くす。どんな結果が出るかは分からないが、結果に対する責任を負えばよい。個人的な部分はいかなることも考えない」と語った。
この日の記者会見に同席したDF金玟哉(キム・ミンジェ)は「南アフリカには個の能力やスピードがある選手がいて、その部分に対応する準備をした。選手たちとはこれまでの2試合と同じように臨もうと話している」とし「選手たちは自信に満ちている。自分はチームを引っ張るというよりも後ろから支えようと考えている。競技場でワンチームとしてプレーすることが重要だ」と述べた。
2026/06/24 10:29
https://japanese.joins.com/JArticle/351024