「本当に勝とうとした試合だったのか、改めて振り返る必要がある」
韓国サッカー界の「レジェンド」である朴智星(パク・チソン)JTBC解説委員が、洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる韓国代表の精彩を欠いた試合内容に対して苦言を呈した。
洪監督率いる韓国サッカー代表は25日(日本時間)、メキシコ・モンテレー・スタジアムで行われた2026国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップ(W杯)A組グループステージ最終第3戦で、南アフリカ共和国に0-1で敗れた。1勝2敗となった韓国は組3位に後退し、自力での32強進出に失敗した。
引き分けでも32強進出が決まる試合だったが、内容、結果ともに失望を招くものだった。韓国は前半序盤、金玟哉(キム・ミンジェ)のヘディングシュートや李康仁(イ・ガンイン)のシュートでチャンスをつくったが、その後は攻撃の形を作れなかった。中盤と前線の距離が開き、前線の選手は孤立した。
朴委員は試合を通じていら立ちを隠すことができなかった。「李康仁がボールを持った時、周囲の選手がサポートしなければならないのに、見ているだけのようなプレーになっている」とし、「スペースをどう作り、どう動くかというチームとしての連動が見えない」と指摘した。
後半18分にタフェロ・マセコに先制点を許した後も、韓国の試合運びに大きな変化はなかった。朴委員は「0-1でも0-2でも結果は同じだ」とし、「今はより多くの選手が攻撃に加わるべきなのに、守備の人数をそのまま残している。得点を奪いにいこうという意思が足りないように見える」と批判した。
試合後も厳しい指摘は続いた。朴委員は「どのように攻撃しようとしているのかが明確に見えなかった」とし、「グループステージ3試合を通して同じ問題を繰り返した。ゴール前までどう攻めるのか、ゴール前でどうフィニッシュするのかが見えなかった」と語った。さらに「2014年W杯で何が問題だったのかを十分に振り返る時間はあったはずなのに、今回もその失敗を再び見ているようだ」と付け加えた。
洪監督は試合後、「今日の結果に対する責任は監督である私にある」と述べた。ただ、韓国は残るグループステージの結果に望みを託さなければならない立場となった。
試合直後にはサッカーファンからも批判が相次いだ。主要サッカーコミュニティには、「90分間、U字型ビルドアップばかり繰り返していた」「戦術が何なのか全く分からない」「選手個々の能力だけに依存するサッカーの限界を見せた」といった反応が続いた。特に朴智星とキム・ファン解説委員の批判的な発言がリアルタイムで拡散され、洪監督の戦術不足や試合運びを批判する投稿が相次いだ。
単なる敗戦以上に大きな問題は、希望が見えなかったことだ。引き分けでも十分だった試合で、韓国は攻撃の打開策も、試合をひっくり返すための大胆な変化も示すことができなかった。
2026/06/25 15:04
https://japanese.joins.com/JArticle/351120