「今度はスーパーガール? もう飽きた」…もはやヒーローに熱狂しない観客たち(2)

投稿者: | 2026年7月10日

『スーパーガール』の失敗は、似たようなヒットの公式に繰り返しさらされてきた観客の「疲労感」を克服できなかった結果だ。膨大な世界観を理解するために必要な予備知識のハードルが高いことも、フランチャイズ系ヒーロー映画の興行を妨げる要因となっている。実際、最近ではスター・ウォーズ、DC、マーベルなどのフランチャイズ映画が相次いで損益分岐点を超えられずにいる。5月に公開されたスター・ウォーズの『マンダロリアン・アンド・グローグー』は、スター・ウォーズのお膝元である北米でも、公開からわずか1週間で『バックルームズ』『オブセッション 災愛』などの超低予算映画に押され、損益分岐点の達成は難しいとみられている。昨年公開されたマーベルの最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』も、損益分岐点を超えられなかったと推定されている。

一方、6月第3週に公開された『トイ・ストーリー5』は、1995年から続くピクサーの代表的なフランチャイズだが、時代に合わせて変化を重ねてきた主要キャラクターとストーリーが、観客の共感を得ることに成功した。現在、世界興行収入7億7488万ドルを記録し、順調な興行を続けている。

 有名監督も、その名声に見合う結果を出すのは容易ではない。先月10日に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の新作『ディスクロージャー・デイ』も、現在の興行収入は2億1798万ドルで、損益分岐点を超えられないと予想されている。

一方、意外な作品がヒットするのは、韓国内外の映画界に共通する現象だ。今年の旧正月連休には、評論家や観客の予想を覆し、チャン・ハンジュン監督の『王と生きる男』がリュ・スンワン監督の『HUMINT/ヒューミント』を上回った。昨年、日本で予想外のヒットを記録したインディーズ映画『侍タイムスリッパー』の安田淳一監督は最近、中央日報とのインタビューで、「多額の予算がかかる映画は、安全な既存のヒットの公式を踏襲せざるを得ない」とし、「新たな挑戦が難しいだけに、観客が既視感を覚えやすい」と語った。

2026/07/10 13:20
https://japanese.joins.com/JArticle/351823

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