ゼレンスキー大統領「ロシア、北朝鮮の追加派兵3万人を希望…6月から準備」

投稿者: | 2026年7月27日

 ロシアが北朝鮮から兵力3万人の追加派遣を求めていると、ウクライナのゼレンスキー大統領が明らかにした。実際に派兵が行われれば、ロシアと北朝鮮の連携が強化され、ウクライナ戦争が激化するものとみられる。

 ゼレンスキー大統領は25日(現地時間)、X(旧Twitter)に投稿した演説で、「ロシアが北朝鮮から3万人の兵力の追加派兵を望んでいる」とし、「6月からロシアのボロネジ地方では、これらを受け入れるための準備が進められている」と明らかにした。ロシアのボロネジはウクライナ北東部と国境を接している。これまでに知られていた派兵兵力の約2倍が新たに派兵されることになるため、戦況が激化する可能性がある。

 ゼレンスキー大統領はまた、「北朝鮮は弾道ミサイル発射台をさらにロシアに移転する準備を進めている」とし、「これはウクライナだけの脅威ではない」と述べた。ゼレンスキー大統領は「ロシアは、北朝鮮がどのように戦争を遂行するかを学び、武器を改良し、実戦経験を積むよう後押ししている」とし、「これらすべてが、北朝鮮のミサイルの射程圏内にあるアジア各国にとって脅威となる」と付け加えた。ウクライナの戦場における北朝鮮の大規模な実戦経験が、韓国や日本などにとっても脅威要因となり得るという意味だ。それと共に、同盟国に対しさらなる防空ミサイルや軍事支援を訴えた。

 ただし、ゼレンスキー大統領は、北朝鮮がロシアの追加派兵要請に同意したかどうか、ロシアがこの兵力を実際の戦闘に投入する計画があるかなどについては、具体的に明らかにしなかった。

 今回の追加派兵の動きは、北朝鮮のチェ・ソンヒ外相が19日にモスクワでプーチン大統領と会談したことを機に本格的に進められているものとみられる。当時の会談で、プーチン大統領は「(ウクライナ戦争に参戦した)北朝鮮軍の勇猛さと英雄的な行動は、ロシア国家勲章で公式に認められた」とし、「彼らの功績はロシアが決して忘れないだろう」と述べたと、ロシア大統領府報道官が伝えた。

 北朝鮮軍のロシアへの派兵は、2024年10月の1万2000人規模の初派兵を皮切りに、段階的に増加してきたとみられている。これに先立ち、同年6月19日に平壌(ピョンヤン)で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とロシアのプーチン大統領は、戦争状態の際には遅滞なく軍事支援を行うことを約束した「戦略的パートナーシップ条約」を締結した。

 韓国の保守野党「国民の力」のカン・デシク議員室が国防部の国防情報本部から受け取った資料によると、北朝鮮軍は最初の派兵以降、現在までに約1万6000人以上をロシアに派遣したと推計される。ヒリー英国国防相が2月、英国議会で「1万7千人が投入された」と述べた推定値に近い規模だ。北朝鮮軍は、2025年4月にウクライナが占領していたクルスク地域を奪還する共同作戦に参加して貢献した後も、ロシア国内に引き続き駐留しているという。

2026/07/26 20:06
https://japan.hani.co.kr/arti/international/56801.html

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