済州で虚偽報告により失踪事件の捜査打ち切り、被害者の遺族が国家賠償請求を検討

投稿者: | 2026年9月3日

 済州道で行方不明になってから104日たって遺体で発見されたチャン・ミランさん(37)の遺族が、国家賠償請求訴訟を検討するなど、プ警長(巡査長に相当)=34=の不正行為に積極的に対応する予定だ。

 チャン・ミランさんの遺族と弁護人は4日、チャン・ミランさんの遺体が発見された済州市翰林邑に位置するヤシの木農園を訪問した後、済州地方検察庁の検事と面談する予定だ。遺族はまた、済州警察庁の前で記者会見を開き、プ警長の罷免を要求するなど、警察の非協力的な態度を糾弾するという。

 チャン・ミランさんの遺族は、行方不明の通報に対する職務放棄により、チャン・ミランさんの死因究明が困難に直面していると判断している。チャン・ミランさんの遺族は、プ警長の捜査結果によって、刑事告発するかどうか判断するつもりだという。

 チャン・ミランさんは5月12日に行方不明となり、8月24日に長期滞在していた宿泊先から直線距離で400メートルほど離れたヤシの木農場で遺体で発見された。警察は「国立科学捜査研究院による解剖の結果、遺体から外部の衝撃による特異な骨折は見られなかった」とした上で「遺体がひどく腐敗しており、外傷・窒息などを判断することは難しいが、首をつって死亡した可能性があるという意見を得た」と説明した。警察は「チャン・ミランさんの死因について、あらゆる可能性を持って捜査を行っている」と述べた。

 済州西部警察署の行方不明者捜査チーム所属だったプ警長は、5月15日午後6時43分ごろ、チャン・ミランさんが行方不明になったという通報を受理した。プ警長はそれを受理してから2時間30分ほどたった午後9時16分ごろ、「行方不明者(チャン・ミランさん)と連絡がついた」という趣旨で112(日本の110番に相当)処理システムに入力し、事件を独自に終結させた。さらに、チャン・ミランさんの行方不明通報プロファイリング資料に「交通事故死」と虚偽で入力し、管理リストから削除した。通報者である交際相手には「チャン・ミランさんは元気だ。連絡が取れた。チャン・ミランさんは自分の居所を知らせたがっていない」と言ってごまかした。

2026/09/03 07:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2026/09/02/2026090280164.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)