独立運動家の安重根(アン・ジュングン)=1879-1910=が殉国を前に、1910年に旅順監獄で残した遺墨が2カ月間、韓国で一般公開される。
国立古宮博物館は26日、安重根のハルビン義挙117周年に合わせ、27日から12月27日まで特別展示『独対:安重根が残した八文字』を開催すると発表した。最近日本から取り戻され、祖国に戻った安重根の遺墨「万国公法不如大砲」を初めて展示する。
「万国公法不如大砲」は、万国公法、すなわち国際法は大砲に及ばないという意味で、当時の国際法が強大国の論理に左右され、弱小国の主権を守れなかった現実への批判が込められている。遺墨の裏面には、当時旅順監獄の典獄(所長)だった栗原貞吉がこの遺墨を受け取るに至った経緯が記されており、安重根の獄中での活動や当時の状況をうかがえる重要資料として歴史的価値が高い。
展示は、遺墨1点に集中できるよう構成された。観覧者は暗い通路を通り、1910年の旅順監獄で安重根と向き合う「独対」の瞬間を体験できる。観覧無料。毎月最終月曜日は休館。
2026/10/27 10:00
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