鳩山由紀夫元首相、大韓民国憲政会と夕食会 「聞こえのよい言葉に惑わされ、歴史的事実から目を背けてはならない」

投稿者: | 2026年10月30日

 鳩山由紀夫元首相(79)は28日、東京の鳩山会館で大韓民国憲政会のための夕食会を開いた。この日の夕食会は、鳩山元首相が憲政会長の鄭大哲(チョン・デチョル)氏(82)との長年の親交をきっかけに設けたものだ。憲政会は、国会議員を5期務めた民主党系の大物政治家、鄭大哲会長が2023年から率いている。

 鳩山元首相は、祖父の鳩山一郎元首相が結党を主導した自民党を離れ、民主党を結党し、2009年の政権交代を実現した人物だ。2015年にはソウルの西大門刑務所歴史館を訪れ、殉国先烈追悼碑の前でひざまずいて謝罪するなど、「被害者がもういいと言うまで謝罪しなければならない」という信念を表明してきた。この日も「『未来志向』という言葉は重要だが、聞こえのよい言葉に惑わされ、歴史的事実から目を背けるようなことがあってはならない」「過去が複雑で痛みを伴うものであっても、逃げてはならない」と述べた。鄭大哲会長は「鳩山元首相は日本の右翼勢力から売国奴と批判されても信念を曲げなかった」「『友愛』と『人間尊重』という鳩山元首相の哲学を好ましく思い、尊敬している」と語った。

 鳩山元首相は夕食会の途中、記者団とのやり取りで「最近の両国の友好的な関係が続くためには、首脳同士ができるだけ多く会うことが重要だ」とした上で、「日韓関係を改善する過程で、日本と中国との関係までよくなるよう、李在明(イ・ジェミョン)大統領が役割を果たしてくださるとありがたい」と語った。

 憲政会はこの日、1923年の関東大震災当時の朝鮮人犠牲者を追悼する慰霊堂がある横網町公園も訪れ、参拝した。柳晙相(ユ・ジュンサン)、兪承希(ユ・スンヒ)両憲政会共同副会長をはじめ、洪文鐘(ホン・ムンジョン)元セヌリ党事務総長、鄭亮碩(チョン・ヤンソク)元国民の力事務総長ら、元国会議員およそ30人が出席した。

2026/10/29 16:22
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