韓国最大野党の議員、暴言の波紋広がると「親日フレーム」言及

投稿者: | 2024年7月4日

「独島(ドクト、日本名・竹島)をそのまま日本に譲り渡そうということか」。

3日の韓国最大野党・共に民主党の最高委員会議で、朴賛大(パク・チャンデ)院内代表の語調が強まった。朴院内代表は「虎視耽々と独島領有権を主張する日本と我々は同盟を結べない」と強調した。前日の国会対政府質問で金炳周(キム・ビョンジュ)民主党議員が韓米日関係を「同盟」と言った与党・国民の力議員らを「気が狂った」と批判して波紋が広がっったが、翌日に「援護射撃」をしたのだ。

 他の指導部もこの問題を取り上げた。「日帝治下36年の恥辱を忘れたのか。金議員は鋭く指摘した」(鄭清来最高委員)、「国民の力の思惑は、まだ海兵特検法を処理しないための意図的な行為」(高旼廷最高委員)などと発言した。この日の最高委員会議では終始「反日非難」が続いた。

朴院内代表はこの日午後の議員総会でも「自国を侵略する国と同盟関係と主張する保守がこの世にどこにいるのか」とし「国民の弾劾請願参加の流れを見ても改めるつもりがないようだ」と主張した。

国会の外でも糾弾は続いた。鄭成湖(チョン・ソンホ)議員はこの日、SBSラジオ番組のインタビューで「与党の同盟発言は国民の感情に完全に反する」とし「金炳周議員が謝る必要はない」と話した。

金炳周議員の発言で前日の本会議が空転し、同日の海兵隊チェ上等兵特検法の上程も不発になったが、民主党は「失ったものはない」という雰囲気だ。野党関係者は「李在明(イ・ジェミョン)前代表に関連する検事弾劾などで逆風が憂慮されたが、親日論争になって戦線が拡張され、視線を分散できることになった」と話した。民主党は日本政府の資本関係調整要求で触発したネイバー・LINEヤフー事態などでも攻勢をかけている。

2024/07/04 10:02
https://japanese.joins.com/JArticle/320708

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