相手チームをドローンで偵察したカナダ女子サッカー、コーチ・分析官が帰国へ

投稿者: | 2024年7月26日

2024パリオリンピック(五輪)に出場したニュージーランド女子サッカー代表チームの練習場にドローンを飛ばして偵察したカナダが、事件に関与したアシスタントコーチと戦力分析官を帰国させることにした。

カナダオリンピック委員会は24日(現地時間)の声明で「ドローン事件に関与した女子サッカー代表チームのジョセフ・ロンバルディ戦力分析官とジャスミン・マンダーアシスタントコーチを直ちに帰国させることにした」と発表した。カナダは五輪女子サッカーのディフェンディングチャンピオン。カナダ女子代表は歴代五輪で優勝1回(2020年東京大会)、3位2回(2012年ロンドン大会、2016年リオ大会)の成績を残している強豪だ。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは8位。

 さらにカナダはプリーストマン監督が今回の事態の責任を取り、26日0時(日本時間)キックオフのニュージーランドとグループリーグA組第1戦ではベンチに座らないことにした。これに先立ちニュージーランド代表チームは現地時間の22日の練習中にカナダチームのスタッフがドローンを飛ばしたとして国際オリンピック委員会(IOC)に公式的に抗議した。

出動した警察はドローンで情報収集作業をしたカナダチームの戦力分析官を現場で逮捕した。プリーストマン監督は「ニュージーランド代表の選手とコーチングスタッフに謝罪する。カナダ代表の選手たちにも申し訳ない」とし「すべての責任は私にある。ニュージーランド戦では指揮をしない」と明らかにした。

2024/07/26 10:11
https://japanese.joins.com/JArticle/321637

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