ドイツ・ベルリン市民約2000人が撤去の危機に置かれた平和の少女像を存置してほしいと請願した。
在独市民団体コリア協議会は31日(現地時間)、少女像があるベルリン・ミッテ区の住民2216人が署名した請願を区議会に提出した。
住民たちは「少女像は特に若者たちに生きている記憶と学びの場所」とし「学生や研究者、芸術家たちが性暴力と植民主義、記憶文化について討論している。このような意味と参加を尊重し、少女像を永久に存置しなければならない」と求めた。
ミッテ区役所と区議会は規定上、地域問題に対して1000人以上の住民が請願すれば正式案件として扱わなければならない。
ベルリンの少女像は2020年9月の設置直後、日本側の問題提起で区役所が撤去を命令したが、コリア協議会が裁判所に仮処分を申請して保留された。
その後、1年ずつ2回にわたって特別許可を得て席を守った。区役所は許可期間が終わった2022年9月以降には裁量で容認してきたという立場だ。
区議会はこれまで少女像の永久存置を求める決議案を数回採択してきた。しかし区役所は少女像を設置したコリア協議会に過怠金を課するとして、9月28日までに自主撤去を求めた。
2024/08/01 11:05
https://japanese.joins.com/JArticle/321885