「悪童」ロッドマン、借金だけで86万ドル…「私の人生に父はいない」 パリ五輪で金を握った娘の一言

投稿者: | 2024年8月14日

2024パリオリンピック(五輪)で金メダルを取った米国女子サッカー代表チームのうち最も注目された選手はトリニティ・ロッドマン(22)だ。トリニティは今大会8強戦で日本に対して決勝ゴールを決めてチームを4強に導くのに決定的役割を果たした。トリニティは今大会で3ゴールを決めて米国代表チーム内の最多得点者として名前を上げた。
 トリニティはデニス・ロッドマンの娘としても注目された。そのデニス・ロッドマンはデトロイト・ピストンズ、シカゴ・ブルズで優勝カップを5回も持ち上げた米国プロバスケット(NBA)の伝説と呼ばれている。1990年代初期オールスターと今年のDF選手としても名前を馳せた。デニス・ロッドマンは選手時期6683点、1万1954個のリバウンド、1600個のアシストを記録したことがある。人気バスケットボール漫画『スラムダンク』の主人公桜木花道の実際のモデルとして知られている。

だが、トリニティは10日(現地時間)、スペインのスポーツ日刊紙マルカを通じて「父が私の人生の中には存在しない」と明らかにした。デニス・ロッドマンは2012年トリニティの母親と離婚し、2人の間には86万ドル(約1億2635万円)の借金があるという。

トリニティは「五輪で金メダルを取ったが、父と数年間疎遠だったので関係があまり良くない」とし「父が私の試合を見るだろうとは期待することはできなかった」と話した。

ただしトリニティは過去の父親について「悪く言う必要はない」とし「父は選手生活をしながら非常につらい時間を過ごし、父が体験したことをある程度理解することができるようになったようだ」とした。あわせて「私たちの関係は良くはないが、今私たち2人ともなかなか良い位置にあると考える」と付け加えた。

一方、トリニティは2022年1月米国シニア代表チームに選抜され、2023国際サッカー連盟(FIFA)女子ワールドカップ(W杯)の最終名簿に含まれて初めてW杯に出場した。トリニティは初出場した今回の五輪で金メダルを首にかけた。

2024/08/14 09:35
https://japanese.joins.com/JArticle/322399

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