韓国最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が米国との関係を築くために努力している。
李代表は16日、国会で在韓米国商工会議所(AMCHAM)役員陣と会い、「韓国と米国の関係は本当に特別だ」とし「米国をはじめとする自由陣営の大きな支援のため今日の大韓民国がある」と述べた。続いて「韓国人が最も愛する国が米国」とし「大韓民国と米国は血盟を越え、経済的、総体的な同盟関係に発展する」と強調した。これに対しジェームス・キム駐韓米国商工会議所会長は「不確かな状況で李代表の立派なリーダーシップを期待する」と述べた。
非公開面談で李代表は「多国籍企業であれ国内企業であれ活動しやすくなるよう制度的改善対策を積極的に出す」と約束したという。
戒厳事態後に李代表が「外交右クリック」の動きを見せている。李代表はCNN(5日)、AP通信(6日)、ウォールストリートジャーナル、朝日新聞(9日)、ニューヨークタイムズ(10日)など、米国・日本メディアのインタビューに相次いで応じた。
ウォールストリートジャーナルには「人が私を韓国のトランプと呼ぶ」とし「(私は)極度に政派的でなく、現実主義者」と強調した。半面、中国・ロシアメディアとはインタビューをしていない。
民主党は14日に国会を通過した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領2次弾劾訴追案で、1次弾劾案にあった「日本中心の奇異な外交政策に固執する」という部分を削除した。
李代表は18日には権性東(クォン・ソンドン)国民の力代表権限代行兼院内代表と会う。政局収拾案が議論される可能性がある。ただ、民主党側は会談でなく権権限代行の訪問と意味を縮小した。
2024/12/17 09:51
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