亜細亜製紙など韓国の段ボール原紙業界が日本の製紙会社である大王製紙と王子製紙を相手取り反ダンピング提訴に出る。
製紙業界によると、亜細亜製紙、大林ペーパー、高麗製紙など韓国の段ボール原紙企業は早ければ今月中、遅くとも来年初めに韓国産業通商資源部貿易委員会に日本の製紙会社である大王製紙と王子製紙を相手取り反ダンピング提訴をすることにした。
段ボール関連問題により韓国で反ダンピング提訴が推進されるのは初めてだ。
大王製紙と王子製紙は日本国内で再生紙段ボール原紙を1トン当たり500ドル以上の価格で売っているが韓国では420~450ドル台で販売している。
輸出国の企業が自国の販売価格より低い価格で他国に製品を販売する行為はダンピングに当たる。
製紙業界関係者は「日本の段ボール原紙は韓国の段ボール原紙より質が落ちる。大王製紙など日本の製紙会社は製品を中国市場で主に販売したが最近中国が景気低迷に陥ると韓国に販路を広げ自国より安く販売しているとみられる」と説明した。
韓国貿易委員会は約2カ月間の検討を経て正式調査の可否を決める。調査が正式に開始されれば仮判定を経て本調査判定を下す。
2024/12/17 10:06
https://japanese.joins.com/JArticle/327479