孫興慜、5日後にはFA資格取得…トッテナムとの同行は終了か

投稿者: | 2024年12月27日

イングランドプロサッカー、トッテナム・ホットスパーは5日後に「自由な体」となるキャプテン孫興慜(ソン・フンミン、31)をつかむのだろうか。孫興慜とトッテナムの契約は来年6月までだ。先月、英現地メディアが「トッテナムは孫興慜と1年延長オプションを行使しようとしている」と報道した当時、孫興慜のトッテナム残留は既成事実のように考えられた。しかしこれに関する球団の発表が出ず、ファンは孫興慜が離れるのではと不安を感じている。

孫興慜は9月、「私は契約が残っている限りトッテナムのために全力を尽くす」と語った。雰囲気に大きな変化はない。

 トッテナムニュースも25日(日本時間)、「トッテナム球団は言葉だけで孫興慜がチームに残ることを望むと話している」とし「契約満了を控えてもトッテナムは再契約を発表していない」と伝えた。

現実的にトッテナムが孫興慜と長期延長契約をする可能性は高くない。年齢がネックとなる。孫興慜は来年33歳になる。スピードを武器とする選手という点で下り坂に入るということだ。今季、負傷と不振で第17節までプレミアリーグ5得点に終わった点も孫興慜には不利な点だ。チーム最高水準の年俸(約180億ウォン、約19億円)もトッテナムには負担だ。

フットボールロンドンは「今季の孫興慜は相手ゴールを脅かす回数が減った。競技力が以前ほどでないというのは事実」と指摘した。

年内に、すなわち5日以内にトッテナムと延長契約をしなければ、孫興慜に新年初日から「ボスマンルール」が適用される。現所属チームの契約期間が終わる6カ月前から球団の同意や移籍料に関係なく自由に他のチームと移籍交渉ができるという規定(ルール)だ。欧州の冬の移籍市場は来月始まり2月初めまで続く。孫興慜の行先地には複数のチームが挙がっている。トッテナムと延長契約なくシーズンを終える場合、孫興慜は自由契約選手(FA)となる。移籍料なく迎えることができるということだ。マンチェスター・ユナイテッド(マンU、イングランド)、バルセロナ、レアル・マドリード、アトレチコ・マドリード(以上スペイン)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、フェネルバフチェ、ガラタサライ(以上トルコ)などが移籍先の候補であり、ほとんどがリーグで優勝を争うチームだ。

ヒョン・ヨンミン解説委員は「孫興慜はスピードのほかにも鋭いシュートを持つため30代半ばにも依然として魅力的な攻撃オプションであり、主将を務めるほどチーム内で影響力がある選手」とし「孫興慜が活躍してシーズンを終えれば彼を望むチームはさらに増えるだろう」と話した。

2024/12/27 07:48
https://japanese.joins.com/JArticle/327912

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