ドジャースの金慧成、ようやく初本塁打…生存競争に青信号

投稿者: | 2025年3月3日

打撃不振に苦しんでいたメジャーリーグ(MLB)ロサンゼルス(LA)ドジャースの金慧成(キム・ヘソン、26)が初本塁打を放った。

金慧成は2日(日本時間)、米アリゾナ州グレンデールのキャメルバックランチで行われたサンフランシスコ・ジャイアンツとのMLBオープン戦に8番・遊撃手で先発出場し、2打数1安打1本塁打1四球1打点3得点と活躍した。ドジャースは6-5で勝利した。本塁打だけでなくマルチ出塁も、打点も、得点も金慧成には米国進出後初めてだ。これまで14打席で安打1本と振るわず、打率は7分1厘まで落ちていた。この日の本塁打でオープン戦の打率は1割2分5厘(16打数2安打)に上がった。

 ドジャースが0-2とリードを許していた3回の最初の打席で金慧成は相手2番手トリスタン・ベックから四球を選んで出塁した。次の打者グリフィン・ロックウッド・パウエルの左前タイムリーの時、サンフランシスコの左翼手がダイビングキャッチをしようとしてボールを逃し、金慧成はホームまで走った。1-2の5回一死で打席に入った金慧成は相手3番手メイソン・ブラックの147.7キロの速球を叩き、左翼フェンスを越えるソロ本塁打を放った。4-5とリードされた7回裏の無死一塁で金慧成は右腕トレバー・マクドナルドを相手に内野ゴロを打った後、一塁走者が二塁でフォースアウトとなる間に生き残り、後続の安打で生還して得点を追加した。金慧成はその後の守備で交代した。

金慧成は1月にポスティング(非公開競争入札)でドジャースに入団した。3年総額1250万ドル(約19億円)の契約をし、新人王候補にも挙がるなど関心が集まった。オープン戦が始まった後、打撃不振が長くなり、守備でも失策が出ると、球団内外でマイナー行きの可能性に言及された。しかし地区(ナショナルリーグ西部地区)ライバルのサンフランシスコ戦で活躍し、ひとまず安堵した。

一方、この日の試合にサンフランシスコの3番・中堅手で先発出場した李政厚(イ・ジョンフ、27)は3打数2安打1打点と活躍した。1回の最初の打席で右翼側に二塁打を、2-0とリードした3回の2打席目には右翼前ヒットを放った。5回の3打席目は2ストライクからピッチクロックでアウトなった。規定によると、打者は12秒以内に打撃を準備しなければいけない。投手は走者がいない時は15秒、いない時は20秒以内に投球しなければいけない。違反すれば投手は1ボール、打者は1ストライクを受ける。李政厚の打率は3割3分3厘(12打数4安打)に上がった。

2025/03/03 09:08
https://japanese.joins.com/JArticle/330573

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