韓国の時調8作が月に…米国の月探査船「ブルーゴースト」着陸成功

投稿者: | 2025年3月3日

韓国伝統文学の時調が載せられた米国民間企業の無人月探査船「ブルーゴースト(Blue Ghost)」が2日(米国時間)、月に無事到着した。ブルーゴーストは2番目の民間月面着陸船として記録された。
 米テキサス州に本社を置く宇宙企業ファイアフライ エアロスペースはこの日午前2時34分(日本時間2日午後5時34分)、自社が製作したブルーゴーストが月面に着陸するのに成功したと明らかにした。ブルーゴーストは先月15日に米フロリダで打ち上げられ、1カ月半の間、地球と月の軌道を飛行した。

着陸の場面は米航空宇宙局(NASA)のストリーミングチャンネルで全世界に生中継された。

着陸地点は月の前面の北東側四分面にある大きな盆地「マーレ・クリシウム」(Mare Crisium、危難の海)内の「Mons Latreille」と呼ばれる古代火山地形の近くだ。ブルーゴーストは月が夜を迎えるまで約14日間作動し、任務を遂行する予定だ。

ブルーゴーストには芸術作品を月に送るプロジェクトの一環として、世界の創作者が作った詩集「ポラリス・トリロジー」が載せられた。ここには「月に」(ク・チュンフェ)、「隕石の夢」(キム・ダルホ)、銀河(キム・フンヨル)ら韓国の時調8作も含まれた。

ブルーゴーストには衛星航法実験をはじめ、放射線に適応するコンピューター、月の塵を落とす自動洗浄ガラス、月の土壌サンプルを収集して分類する機器など、科学道具と技術を試演する装備10個が搭載された。

ファイアフライはNASAと共に月着陸船を打ち上げた3番目の民間企業で、今回、月面着陸を計画通りに遂行したことで史上2番目に月面着陸に成功した民間企業となった。

2025/03/03 10:26
https://japanese.joins.com/JArticle/330585

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