「最も早く帰ってくるだろう」…韓国車の復帰に関心集まるロシア

投稿者: | 2025年3月5日

ロシア国内で、ロシアに対する経済制裁が解除されれば自動車分野では韓国自動車メーカーが最初にロシア市場に復帰するという見通しが出てきた。

タス通信によると、ロシアの自動車専門誌ザルレムのマクシム・カダコフ編集長は「米国がすべての制裁を突然解除すると仮定すると、韓国はすぐに企業がロシアで取引できるように許容するだろう」と主張した。

 彼は「制裁が解除され肯定的なシグナルが灯れば現代自動車と起亜は6カ月かそれより早く自動車販売を始めるだろう。それから日本が、そして欧州ブランドが後に続くだろう」と予想した。

ロシアが米国と終戦協議に入り制裁が解除されるだろうという期待が大きくなる中で、ロシアでは特に韓国車の市場復帰に対する関心も高まった。

ロシアでは2022年2月のウクライナ「特別軍事作戦」により西側の制裁が始まり、世界的企業が相次いで撤退した。自動車市場でも米国、欧州、日本のメーカーに続き、2023年12月に現代自動車が工場などを売却して撤退した。

当時現代自動車はサンクトペテルブルク工場などの資産を現地企業に1万ルーブル(約1万6000円)で売却したが、2年以内に工場を買い戻すことができるバイバック条件を付けた。工場を買い戻すにはこのオプションを年内に行使しなければならないが、現代自動車はまだ関連の立場を出していない。

制裁前に起亜と現代自動車はロシアで最も多く売れた外国自動車1位と2位に上がるなど地位を固めていたが現在は中国車ブランドがロシア市場を席巻している。

自動車専門家は「制裁が維持される限りだれも帰ってこないだろう。解除されればトヨタ、現代、フォルクスワーゲンは帰ってくるだろう」と予想する。

ロシア日刊イズベスチヤは今年ロシアの自動車市場に最小10のブランドが進出する予定だとし、韓国KGモビリティが近く「チボリ」「コランド」「トレス」などクロスオーバー3種を販売する計画だと伝えた。

このほかフォルクスワーゲンの旧工場で新たなロシア自動車ブランドのテネットが生産され、シャオミの電気自動車も供給される見通しだと同紙は説明した。

2025/03/05 09:17
https://japanese.joins.com/JArticle/330692

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