申ジエ(37)が日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーの賞金総額で1位になった。
申ジエは9日、沖縄県琉球ゴルフ倶楽部(パー72)で終わったJLPGAツアーのシーズン開幕戦、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(賞金総額1億2000万円)で通算6アンダーの2位タイとなった。今大会は2008年以降、申ジエの日本通算300回目の競技だった。
準優勝賞金872万円を加えた申ジエの日本での賞金総額は13億8074万3405円。不動裕理(49)の賞金総額13億7362万円を上回って1位となった。申ジエは昨年、パリオリンピック(五輪)出場権を獲得するため米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー大会に何度も出場した。今年はJLPGAツアーに専念する計画であり、記録は更新される見込みだ。
2005年にプロデビューした申ジエは韓国、米国、日本と欧州で通算66勝した。韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーでの賞金総額が20億5751万4453ウォン(約2億880万円)で、LPGAツアーでは614万8668ドル(約9億760万円)を獲得した。非会員身分で受けた賞金(公式記録から除外)まで合わせると1087万5393ドルに増える。20年間の韓米日での賞金総額は313億6173万4453ウォンとなる。
申ジエは「ゴルフ界の記録であり、私だけの業績ということにはならない」とし「歳月が流れながら賞金規模が大きくなり、大会も増えて大きな記録をつくることができた。ゴルフ界のすべての方々に感謝し、後輩たちが早く私の記録を上回るのを待ちたい」と語った。
2025/03/10 13:38
https://japanese.joins.com/JArticle/330919