NBAとMLB、日本アニメとコラボ

投稿者: | 2025年3月12日

 3月1日(韓国時間)、米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・レイカーズのホームグランドの電光掲示板に日本の漫画映画『ONE PIECE』の主人公ルフィが登場した。レイカーズのユニホームを着てゴムの腕を長く伸ばし、スラムダンクを決めるシーンが登場すると、観衆は大歓声を上げた。ルフィがレイカーズのスター選手、レブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチと同じコートに立っているかのような印象を与えた。レイカーズは競技場内に、『ONE PIECE』の人気キャラクターと写真撮影ができる空間も用意し、ネットフリックスが制作したドラマ『ONE PIECE』の主人公俳優であるイニャキ・ゴドイ(メキシコ)も現場を訪れた。レイカーズには日本人の八村塁が所属している。

 最近、米国のスポーツ業界は日本のアニメーションとのコラボを強化する傾向にある。レイカーズと『ONE PIECE』だけでなく、米大リーグ(MLB)は日本の人気アニメ『鬼滅の刃(やいば)』や『NARUTO -ナルト-』などと手を組んだ。日本のアニメーションの人気が米国はもちろんのこと、全世界を駆け巡っているほか、日本選手たちが米国のプロ舞台に一挙進出したことで、日本ファンの関心が高まった現象を反映した。以前は『ザ・シンプソンズ』(MLB)、『スポンジ・ボブ』(NFL・米プロフットボール)、ディズニー(NBA)など、米国生まれのアニメーションを主に活用していたが、今ではその流れが日本へと向かいつつある。スポーツが単なる観戦にとどまらず、複合文化の体験空間として変化している時代の流れとも関連性がある。

 MLBは3月3日、公式X(旧ツイッター)のアカウントを通じて『鬼滅の刃』とのコラボを予告する映像を公開した。映像には『鬼滅の刃』のシーンとMLBのロゴが共に登場する。ただ、具体的な内容は追って公開すると明らかにした。今回のコラボは3月18、19日の両日、東京ドームで開かれる「MLB東京シリーズ」を控え、関心をさらに高めようとする戦略の一つと解釈されている。東京シリーズには昨シーズン、ワールドシリーズで優勝したロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスが登場するが、ドジャースには日本人スーパースターの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希が在籍しているほか、カブスでは鈴木誠也、今永昇太が有名だ。

2025/03/12 08:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/03/11/2025031180126.html

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