7日(現地時間)昼、クレムリン大宮殿内のアンドレーエフの間で、ロシアのプーチン大統領の5回目となる就任式が行われた。
李度勲(イ・ドフン)駐ロシア韓国大使は熟考の末、出席した。
ロシア政府はプーチン大統領の就任式を「国内行事」とみなし、「外国の首脳には招待状を送らず、友好国や非友好国を含め、ロシアに駐在するすべての外交公館長を招待した」と前日の8日に明らかにしていた。
ロシアは2022年2月のウクライナ「特別軍事作戦」以降、西側の対ロシア制裁に参加する国を多数、非友好国に指定した。
韓国も2022年3月、米国・英国・オーストラリア・日本・欧州連合(EU)加盟国などと共に非友好国に分類された。
駐露大使の就任式出席は、韓露関係に緊張が高まっている中ではあるが、両国が関係回復の可能性を残している状況と無関係ではない。
ゲオルギー・ジノビエフ駐韓ロシア大使は韓国を「非友好国の中で最も友好的な国の一つ」と評価した。
一方、ウクライナが「プーチン大統領を民主的に選ばれた合法的なロシア大統領と認める法的根拠はない」として、各国に就任式を欠席するよう促した状況で、米国や欧州など西側諸国の多くは就任式をボイコットした。
チ・ジョンヨン記者
2024/05/08 08:58
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