米民主党議員「韓中日の握手場面は衝撃…彼らは我々に対抗して一つに」

投稿者: | 2025年4月7日

米国のある連邦上院議員が今週最も衝撃を受けた写真に韓中日経済通商相会合の場面を挙げた。

ブライアン・シャーツ民主党上院議員(ハワイ州)は4日(現地時間)、上院本会議場で開かれた共和党の予算決議案修正案討論で、トランプ大統領の相互関税など高強度の関税ドライブが米国の経済と対外関係に及ぼす悪影響を強く批判した。

 シャーツ議員はトランプ大統領の関税発表後に5年ぶりの最大幅下落となった米株式市場グラフを見せながら「(株価の)赤線が急激に下落しているのも衝撃的だが、そのほかにも非常に衝撃的なイメージの一つは韓国の高官級の写真だった」と話した。続いて「今週初め、数年ぶりに韓国、中国、日本がトランプへの対応として3カ国自由貿易に関する協力の可能性を議論した」とし「3カ国通産相の握手は私にとって『最も衝撃的なイメージ』の一つ」と強調した。

シャーツ議員が衝撃を受けたと明らかにした写真は、韓国の安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官、中国の王文濤商務相、日本の武藤容治経済産業相が先月30日にソウルで約5年ぶりに開かれた「韓中日経済通商相会合」で並んで立って握手している場面だ。

シャーツ議員は3人の握手の真ん中に立つ安長官が自分の手を交差させながら中・日の長官と同時に握手する姿を再現したりもした。

トランプ大統領の相互関税発表(4月2日)を控えて会った3人の長官はこの日、互いに協力を強化し、中断していた韓中日自由貿易協定(FTA)締結の議論も再開することにした。

トランプ政権の保護貿易「障壁」をめぐり3カ国長官はこの日、直接反論する声を出した。会合後に発表した現場共同宣言文で「世界貿易機関(WTO)を中心とする規範基盤の開放的、包容的、透明かつ非差別的な多国間貿易体制を支持する」と明らかにした。

韓中日はともに米国を相手に多くの貿易黒字を出している国だ。米国の相互関税など保護貿易措置の主要対象国に挙げられる。

シャーツ議員は韓中日長官のこの場面をめぐり「彼ら(韓中日)が我々に対抗して一つになっていることを示唆する」と評価した。

続いて「韓国と日本は数世紀にわたり外交的な問題があったが、今は比較的良い関係にあり、彼らが握手をする場面は大したことではない」とし「ところが、彼らが中国の高官とともに実際に手を取り合って立つ姿を見ること、それも我々(米国)を相手にともに立っている場面は本当に大変なことだ」と主張した。

そして「トランプが世界を一つにしているのは事実」とし「問題は我々(米国)に対抗して一つにしていること」と皮肉った。

2025/04/07 10:10
https://japanese.joins.com/JArticle/332202

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