W杯本大会を控え…韓国代表、9月に米国遠征評価試合

投稿者: | 2025年5月15日

サッカー韓国代表が2026年北中米ワールドカップ(W杯)本大会開催国の米国・メキシコと遠征評価試合を行う。

大韓サッカー協会によると、韓国代表は9月7日午前6時(日本時間)に米ニュージャージー州ハリソンのレッドブルアリーナで米国代表と対戦する。続いて9日にはメキシコ代表と対戦するが、場所およびキックオフ時間は未定だ。韓国の遠征評価試合は2023年9月に英国で行ったウェールズ戦とサウジアラビア戦以来2年ぶりとなる。

 米国とメキシコはカナダと共に開催国の資格で来年の北中米W杯本大会に出場する。韓国は来月6日に行われるアジア3次予選第9戦でイラク(アウェー)と引き分け以上なら11大会連続W杯本大会行きが決まる。B組で韓国(4勝4分け、勝ち点16)はヨルダン(2位、勝ち点13)、イラク(3位、勝ち点12)などを抑えて1位を守っている。3次予選最終戦の第10戦は来月10日に行われるクウェート戦だ。

韓国にとって9月の評価試合はW杯開催国で「模擬テスト」をする良い機会だ。米国サッカー協会もこの日の評価試合計画を発表し、「W杯本大会で対戦する可能性がある潜在的相手であり、アジア強豪の韓国・日本を相手にする貴重な経験になる」と期待感を表した。米国代表は韓国との評価試合の3日後の10日、オハイオ州コロンブスで日本代表と対戦する。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは韓国(26位)が米国(16位)より低い。しかし歴代対戦成績では5勝3敗3分けとリードしている。最近の対戦は2014年2月に行われ、韓国が0-2で敗れている。特に、韓国代表の主将・孫興慜(ソン・フンミン、33、トッテナム)とマウリシオ・ポチェッティーノ米国代表監督(55、アルゼンチン)の「師弟対決」が関心を集める。ポチェッティーノ監督は2015年にレバークーゼン(ドイツ)の孫興慜をトッテナムに迎えて世界的な選手に育てた。ポチェッティーノ監督は孫興慜が最初のシーズンにヴォルフスブルク(ドイツ)に離れようとすると引き止めた。その後、2018-19シーズン欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグの準優勝を合作した。2019年に解任されたポチェッティーノ監督はパリ・サンジェルマン(フランス)、チェルシー(イングランド)の監督を経て、昨年9月に米国代表チームを引き受けた。

韓国はメキシコと2020年以来5年ぶりに対戦する。対戦成績は韓国が4勝8敗2分けと劣勢だ。韓国は1998年フランスW杯と2018年ロシアW杯でメキシコに敗れた。韓国としては今回の評価試合が雪辱の機会となる。メキシコは韓国戦の前の6日にはオークランドコロシアムで日本と対戦する。同じ相手と対戦する韓国と日本の戦力を間接的に比較する機会でもある。

2025/05/15 10:37
https://japanese.joins.com/JArticle/333796

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