【TV朝鮮】(アンカー)
ご覧のように李在明(イ・ジェミョン)大統領はカナダに向かう機内で韓米首脳会談への期待感を示しました。また出国前にはジョセフ・ユン駐韓米国大使と電話でやりとりするなど、トランプ大統領との会談に向け準備してきたことも分かりました。韓国大統領府は突然の会談キャンセルに当惑していますが、来週のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議で改めて韓米首脳会談に向け調整したい考えです。チェ・ジウォン記者が単独でお伝えします。
(記者リポート)
カナダ到着後にトランプ大統領が予定よりも早く帰国することを知った韓国大統領府は当惑を隠せない様子でした。
ただこのようなケースは多国間会議でよくあることとして米国側が了解を求めてきたことも強調しました。
魏聖洛(ウィ・ソンラク)/国家安保室長
「本来多国間ではこれはたまにあるが…米側からは今回の事情についてこちらの了解を求める連絡がありました」
韓国大統領府のある幹部は「帰国の事実についてはニュースが伝えられた後に個別に連絡が来た」「イスラエルとイランの問題が理由という説明があった」と説明しました。
トランプ大統領は今日予定されていた日本の石破首相との会談は30分間行いました。
ただし相互関税に関する最終合意には至らなかったと伝えられています。
就任直後から米国との交渉に備えてきた李在明大統領は出国前にジョセフ・ユン駐韓米国大使と直接電話で話をしたようです。
与党のある関係者は「13日午前中に二人は電話で話をした」「韓米会談に備える意味合いもあったのでは」と伝えました。
李在明大統領(今年1月)
「韓米同盟をさらに強化・発展させ、また自由民主主義陣営の一員としてその責任をより確固たるものにすべきという…」
不発に終わった韓米首脳会談は来週オランダで開催されるNATO首脳会議で改めて調整が行われる見通しです。
韓国大統領府は「今回会談が実現していれば、実務交渉をさらに力強く進められたが、また早期に実現できれば十分に補えるだろう」とコメントしました。TV朝鮮、チェ・ジウォンがお伝えしました。
(2025年6月18日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
2025/06/18 10:20
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/06/18/2025061880036.html