「東アジアカップ優勝」日本監督「個人能力・チームで韓国を上回った」

投稿者: | 2025年7月16日

2025東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1チャンピオンシップ(東アジアカップ)で韓国代表に勝って2連覇を達成した日本代表の森保一監督が「選手個人の能力でもチームでも韓国を上回った」と自評した。
 日本代表が15日、竜仁(ヨンイン)ミルスタジアムで行われた第3戦で韓国代表に1-0で勝利し、3戦全勝で優勝した後、森保監督は「選手たちが日本代表としてプライドを持って大会に臨み、優勝につながった」とし「我々は守備をしながらも攻撃をすることを忘れなかった。我々のチームが個人の能力とチームパワーで韓国を上回った」と述べた。

国際サッカー連盟(FIFA)が定めるAマッチ期間でなく両チームとも欧州組を招集できなかったが、森保監督は「アジア最高レベルのクオリティーの中で試合をした。選手たちにワールドカップ(W杯)への夢を与えられたという点でうれしく思う」と話した。

森保監督は韓国サッカーについて「フィジカル的な面で非常に強いチームで、テクニックを発揮した。弱点は特に言及するところがない」とし「日本が韓国に対して3連勝となったが、どちらが勝ってもおかしくない試合だった」と振り返った。

これに先立ち韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は日本サッカーの一貫した選手の発掘・戦術システムに羨ましさを表した。森保監督は「日本は町クラブから最高チームにつながる選手育成システムを備えている」とし「私もプロでありJリーグ出身の監督、A代表チームの指揮官として最高のチームだけで結果が出るのではないということを実感する」と話した。続いて「日本は多くの指導者が熱情的に汗を流して選手を育てている。選手たちの成長を支える、親を含む多くの『サッカー家族』関係者が努力した結果が『トップチーム』につながっている」とし「我々は世界で勝つための大きな夢と希望を共有しながら、どのように育成するのか集中し、過程を大切にしている」と述べた。

森保監督は韓日戦の特殊性について「私は今回が(東アジアカップへの)3回目の参加だが、最初の大会で不運にも韓国に敗れて優勝を逃した」とし「両チームの対戦にメディアはいつも熱狂する。敗れれば時には批判を受けたりする。私も最初の大会で敗れて批判を受けた」と伝えた。続いて「プロとして、国家代表として批判に対する覚悟はできている」としながらも「勝っても負けても育成を含めて成果と課題があり、改善の余地がある。ただ批判ばかりするのではなく、メディア関係者も両国が改善できるよう支援してくれればよい」と語った。

最後に森保監督は「世界強豪と親善試合を組むことが非常に難しくなっている。日本と韓国が良いライバルであり同僚としてアジアを引っ張り、世界で勝つために互いに協力しなければいけない」とし「このような対戦を通して競争力を高め、世界に向かって挑戦していけることを希望する」と話した。

2025/07/16 10:32
https://japanese.joins.com/JArticle/336327

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