米ホワイトハウス「相互関税率の大統領令に署名」

トランプ米大統領が31日(現地時間)、韓国など主要貿易国と行った貿易交渉の結果を反映して相互関税率を調整した大統領令に署名したと、ホワイトハウスが明らかにした。

調整された国別相互関税率をみると、韓国は合意した通り従来の25%から15%に下がった。日本の相互関税率も合意内容を反映して15%となった。

トランプ大統領は今回の大統領令に基づき輸入品の品目コード(HTSUS)の修正を指示し、修正された内容は署名の7日後から輸入製品に適用されると明らかにした。

一方、ホワイトハウスは同日、トランプ大統領がカナダの商品に対する関税を25%から35%に引き上げる行政命令に署名し、8月1日から発効すると明らかにした。

ホワイトハウスは「カナダの無対応と報復に対応してトランプ大統領は現在の非常事態に効果的に対処するため、カナダに対する関税を25%から35%に引き上げる必要があると判断した」と説明した。