LAタイムズ「LAに大谷に続いてスーパースター孫興慜まで来た」

投稿者: | 2025年8月7日

「ロサンゼルス(LA)が『韓国の大谷』を呼び込んだ」。

米LAタイムズは米メジャーリーグサッカー(MLS)ロサンゼルスFCに入団した孫興慜(ソン・フンミン)を米プロ野球メジャーリーグ(MLB)LAドジャースの日本人スーパースター大谷翔平に例えた。投打兼業で有名な大谷はMLBを平定したメジャーリーガーだ。昨シーズン歴代初めて50本塁打-50盗塁という大記録(54本塁打・59盗塁)を達成した。またワールドシリーズ優勝とシーズン最優秀選手(MVP)を同時につかんだ。

 イングランドプレミアリーグ(EPL)トッテナムで10シーズンを過ごした孫興慜はこの日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのBMOスタジアムで開かれた入団記者会見で、ロサンゼルスFCの選手として初めて登場した。孫興慜は2027年まで指定選手(Designated Player、サラリーキャップが適用されない選手)として登録される。2028年まで延長オプションがある。追加で2029年6月までのオプションも含まれている。ロサンゼルスFCがトッテナムに支払った孫興慜の移籍料は2650万ドル(39億円)と伝えられた。MLS公式ホームページによると、リーグ歴代最高額だ。

孫興慜は2015-16シーズンから昨季(2024-25シーズン)まで欧州最高の舞台と見なされるイングランドで活躍し、公式戦454試合でEPL127得点、国内カップ大会19得点、欧州クラブ対抗戦27得点、計101アシストという成績を残した。トッテナム歴代得点部門でハリー・ケイン(ミュンヘン、280得点)、ジミー・グリーブス(268得点)、ボビー・スミス(208得点)、マーティン・チバース(174得点)に続いて5番目だ。2021-22シーズンにはEPLで23得点をマークしてモハメド・サラー(リバプール、23得点)とともに得点王になった。LAタイムズは「日本で大谷がそうであるように、孫興慜も韓国で最も有名なスポーツ選手」と紹介した。LAドジャースはロサンゼルスFCのSNSに「孫興慜、LAへようこそ」と投稿した。

孫興慜はこの日の記者会見で「私は勝つためにここに来た。楽しいいサッカーを見せて成功する。韓国のファンと会うのも楽しみ」と所感を語った。続いて「プレシーズンマッチをしたので体の状態については心配する必要がないようだ。書類関連の準備などやるべきことがあるが、サッカーをしに来たので、できるだけ早く競技場であいさつしたい」と話した。孫興慜は「欧州で活躍したからといってここでもそうなるという保証はない。新たにゼロから始めることになるが、最後には『レジェンド』になりたいというのが私の夢」とし「このクラブと別れる時にはレジェンドと呼ばれて出て行ければよい」と意気込みを表した。

LAタイムズは孫興慜の第一印象について「真摯であり、温かく、ユーモアがあった」と評価した。また「MLSのインテル・マイアミはリオネル・メッシを、ライバルチームのLAギャラクシーはデビッド・ベッカムなど世界的なスターを迎えた。孫興慜が来てロサンゼルスFCも初めて国際的に注目されることになった」と説明した。LAタイムズは「韓国には約1200万人のトッテナムファンがいる。国民4人に1人はトッテナムを応援した。日本人が大谷を見るためにLA旅行をするように、韓国人は英ロンドンを訪れて孫興慜を応援した。韓国企業もスポンサー契約を結んだ」とし「孫興慜効果」への期待も表した。

2025/08/07 13:52
https://japanese.joins.com/JArticle/337314

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