韓国代表、「キャプテン孫興慜」時代は終わるのか

投稿者: | 2025年8月26日

サッカー韓国代表で7年間続いた「キャプテン孫興慜(ソン・フンミン)時代」が幕を下ろすのか。

韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は25日、9月のAマッチの代表メンバーを発表し、主将交代の可能性を示唆した。北中米ワールドカップ(W杯)を1年後に控えて代表チームの主将関連の質問を受けた洪監督は「以前から考えている。個人のために、チームのためにどんな選択をするかが重要な時点」とし「『主将を交代する、しない』について決定を出していない」と答えた。

 2002年の韓日W杯4強神話当時のキャプテンとして代表チームを率いた洪監督は「主将の基準」について「W杯という大きな舞台を控えているだけに経験とリーダーシップが必要だ。その間、孫興慜(33、ロサンゼルスFC)がその役割を十分に果たしてきて、今でもそうだ」と話した。孫興慜はパウロ・ベント監督時代の初期の2018年に初めて主将の腕章を付けた。その後、クリンスマン監督を経て洪監督まで7年間、代表チーム最長寿キャプテンとして活躍している。

変数は持続の可能性だ。30代半ばに差しかかった孫興慜はイングランドプレミアリーグを離れ、一段階低い米メジャーリーグサッカー舞台に移った。新しく所属したチームでも実力を発揮しているが、いつまで維持できるかは不透明だ。代表チームの中長期的競争力を引き上げなければいけない洪監督の立場では難しい時期だ。

主将の役割を他の選手に任せればリーダーとしての心理的負担の緊張感から解放され、孫興慜には有利という分析もある。孫興慜は2022年カタールW杯で16強入りに貢献したが、翌年の2023年アジアカップ4強敗退前に李康仁(イ・ガンイン、24、パリ・サンジェルマン)ともみ合いになり、リーダーシップが損なわれた。サッカー界は次期代表チームの主将候補に黄仁範(ファン・インボム、29、フェイエノールト)などに注目している。

主将の交代関連イシューは代表チーム内の孫興慜の役割の変化とも関係がある。Aマッチ134試合(51得点)に出場した孫興慜はその間、チームに欠かせない中心選手だった。しかし今後は「無条件先発」が保証されるか分からない状況だ。洪監督は「もう孫興慜はどれほど長くプレーできるかではなく、いつ、どの瞬間に決定的な役割をするかが重要だ」と話した。

2025/08/26 09:50
https://japanese.joins.com/JArticle/337987

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