韓国大統領室、佐渡金山追悼式不参加に「韓日関係の中で残念な部分ある」

投稿者: | 2025年9月5日

韓国大統領室は4日、政府が昨年に続いて今年も佐渡金山追悼式への不参加を決めたことに関連し、「(韓日)関係の中で少し残念な部分もある」と明らかにした。

姜由楨(カン・ユジョン)大統領室報道官はこの日午後、竜山(ヨンサン)大統領室でのブリーフィングで、今年も政府が佐渡金山追悼式への参加を見送ったことに関する大統領室の立場を聞かれ、このように答えた。

 姜報道官は「今回の韓日首脳会談を通じて、非常に前進した韓日関係の変化があったことを確認し、過去を直視すると同時に未来を見る関係に進むことにした」としつつも、「残念ながら『強制性』という用語は、実は初めて登場したものではなく、15年前の時点で日本が強制性という言葉について認めていた用語でもある」と述べた。

また佐渡金山に関しては「複雑多端な国境を接する国、また韓日関係において『過去を直視しつつ未来を見る関係』というのは、良くなった関係の中でももう少し掘り下げて見るべき部分や、互いにもっと努力すべき部分があるのではないかとも思う」とした。

さらに「一方で、結局は日本も国内政治問題が、相当部分、外交にも影響を及ぼすのではないか」との個人的な考えを明らかにした。

これに先立ち、韓国政府はこの日、日本の自治体および民間団体が今秋主催する佐渡金山追悼式に参加しないことを最終的に決定したと発表した。日本政府側が韓国人労働者の「意思に反した強制的労働」の表現を拒否したことに伴うものだ。

2025/09/05 10:16
https://japanese.joins.com/JArticle/338394

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